【ポイント 4】Bluetoothがオンになっているか?
新旧iPhoneをかざすだけでデータ移行ができるクイックスタートには、Bluetoothも必要になってくる。工場出荷時状態の新しいiPhoneはBluetoothがオンになっているが、古いiPhoneのほうはどうだろうか? 普段からワイヤレスのイヤフォンやスピーカーを使用している人ならBluetoothをオンにしているだろうが、オフにしているとクイックスタートはできないので注意しよう。Bluetoothはコントロールセンターからオンにできるので、事前に確認しておこう。

【ポイント 5】Wi-Fiの電波が安定しているか?
クイックスタートではBluetooth だけでなくWi-Fi環境も必要になってくる。移行するデータ量にもよるが、Wi-Fiの電波が不安定な場所ではデータ移行に時間がかかってしまう場合があるのだ。クイックスタートを実行する際は、Wi-Fが安定している場所で行ってほしい。

【ポイント 6】Apple IDでサインインしているか?
クイックスタートを利用するには、古いiPhoneがApple IDにサインインしている必要がある。Apple IDは、iOSのアップデートや各種設定を変更する場合に、ユーザーが知らないうちにサインアウトされていることもあるのだ。BluetoothやWi-Fiの環境が整っているのに、クイックスタートが始まらない場合は、古いiPhoneがApple IDにサインインできているか確認してみよう。もし、サインインしている状態でもクイックスタートができないようなら、一旦サインアウトして改めてサインインし直してみるのも手だ。

【ポイント 7】移行先iPhoneのストレージの空きは十分あるか?
クイックスタートで気を付けたいのは、iPhoneの設定やWi-Fi、Bluetoothだけではない。新しいiPhoneのストレージが足りない場合も、正しくデータ移行することができないのだ。たとえば、古いiPhoneで80GBのデータを使用している場合、新しいiPhoneが64GBモデルだとクイックスタートができない。もし、容量が足りない場合は、古いiPhoneから必要ない写真や動画、アプリなどを削除して、新しいiPhoneのストレージ容量に収まるようにデータ量に減らしておこう。

【ポイント 8】設定変更後に再起動をしたか?
クイックスタートを完璧に行うため、BluetoothをオンにしたりWi-Fiの設定を変更したり、Apple IDでサインインし直したりした場合は、iPhoneに予期せぬエラーが起きかねない。そこで、各種設定を変更したら、一度iPhoneを再起動しリフレッシュさせた状態にしてからクイックスタートを実行しよう。これでiPhoneの乗り換えはバッチリできるはずだ。

(文=小沢陽子/編集・ライター)
提供元・オトナライフ
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