普段使いするワイシャツにはそれほどお金を掛けたくない、でもおしゃれに決めたい、と考えているビジネスマンは多いのではないでしょうか?
ワイシャツは高ければ良いというわけではなく、うまく選べば安くても十分オシャレに着こなせます。
ビジネスマンの8割は5,000円以下のワイシャツを選んでいる、というデータも各所から出ていますが、その中にはオシャレにワイシャツを着こなしている人もいます。
この記事ではコスパが良くて、オシャレに着こなせるワイシャツを紹介していきます!
ここだけは気をつけたい。ワイシャツをおしゃれに着こなすポイント
さっそく安くておしゃれなワイシャツブランドを紹介していきたいところですが、その前にもっと重要なことがあります。それは、以下のポイントを押さえることです。
- ジャストサイズのワイシャツを選ぶ
- 襟の形に注意する
- 素材を見る
この三点がどのブランドのワイシャツを選ぶ際にも共通する注意点で、意識しておかないと失敗するかもしれません。
サイズ選びの基本は、首回りと裄丈です。首周りは実寸+1~2cm、裄丈は実寸+2~3cmのものを選ぶとパツパツ過ぎず、緩すぎずベストなバランスで着こなすことができます。
次に襟の形に関してですが、自分の首の長さや、ネクタイのありなしで選ぶ方法が一般的です。たとえば、首が長い方にはワイドカラーが似合う、ボタンダウンはノーネクタイに合う、といったことです。
ワイドカラー
ボタンダウン
ワイシャツは襟が目立つポイントで、形がいろいろある、という意識を持っているだけでもワイシャツ選びがうまくなります。
素材に関しては、生地の厚さ、肌触り、汗をかいたときに色が変わりやすいか、形状記憶かどうか、といった観点があります。明確な正解があるわけではありませんが、素材を意識することで着こなしに差が付きます。
たとえば、ジャケットが薄手なのにワイシャツの生地が分厚すぎると野暮ったく見えるようなこともあるので、生地を意識することで「なんかダサい気がするけど原因がわからない」という状況を回避できます。
ワイシャツの素材を意識してワンランク上の着こなし!
ワイシャツのサイズ感や色柄はもちろん重要ですが、素材も着こなしの印象を大きく左右します。ワイシャツの素材を意識することで、ぜひオシャレに着こなしてください。
まずワイシャツの素材には以下のものがあります。
・綿
・麻
・ポリエステル
このなかで麻素材のシャツは見た目の印象が柔らかく、カジュアル寄りのイメージを与えます。そのため、ビジネスシャツに使われることは少ないです。ビジネスシャツの多くは綿とポリエステルでできていますが、その配合割合を気にすることがオシャレに着こなすためのポイントになります。
特に値段の高いワイシャツは綿100%のものが多く、上品な風合いやこなれた着こなしを演出しやすいです。また肌触りが良く、シンプルに決まります。その反面、シワになりやすく扱いが面倒というデメリットもあります。
ポリエステル100%のワイシャツはシワになりにくくアイロンなしでもきれいに着られるものが多いですが、人工的で独特な発色があるというデメリットがあります。独特な発色が安っぽい印象を与えるので、オシャレに着こなすためにはポリエステル100%は避けるのが無難です。
綿もポリエステルも一長一短なので、綿とポリエステルが配合された素材のものを選ぶのが一般的です。一概に言えるものではありませんが、オシャレ感重視なら綿多めの素材、機能性重視ならポリエステル多めを選ぶと良いでしょう。
安くてもおしゃれ!ワイシャツブランド7選
上述の通り、サイズ感、襟の形、素材の三点に注意し、ワイシャツを選ぶとどのブランドのワイシャツもオシャレに着こなしやすくなります。これらのポイントを押さえていることを前提に、コスパの良いワイシャツブランドを紹介していきます。
1.BRICK HOUSE
価格帯:2,900円~
60年の歴史あるワイシャツ専業店で、シンプルかつ機能性の高いワイシャツという点で評価が高いです。シンプルななかにもバランスよく豊富なデザイン、カラーが施された仕様になっており、誰にでも似合うというメリットがあります。
価格体も2,900円~と安く、形状記憶シャツなど利便性が最大限考慮されています。低価格・高機能・おしゃれ、という三拍子兼ね備えたワイシャツブランドと言えるでしょう。
■ BRICK HOUSE
■ 白ブロードシャツ
2.鎌倉シャツ
価格帯:5,000円~
鎌倉シャツは神奈川県の鎌倉発祥のブランドで、その高い縫製技術が特に評価されています。価格帯は5,000円~と低価格のワイシャツに比較すると多少高めですが、その値段にも勝る品質を誇っています。専門家からは品質を考慮すると倍の価格設定でも問題ないと言われており、それだけコスパが良いです。
なるべく安く抑えたい人にとっては少し値が張るかもしれませんが、大事なビジネスシーンで着ていてもまったく引けを取らないワイシャツがこの価格帯で手に入るのでお得です。
■ 鎌倉シャツ
■ 白ベーシックシャツ