あなたのPCには、どんなソフトがインストールされているだろうか。もし使っているのが既製品のPCであれば、ショップ等がインストールした多数のソフトが含まれていることだろう。しかしそんな中に「入れておくと危険なソフト」があることはご存知だろうか?そのソフト自体が何かしらの悪影響を与えるわけではないのだが、さまざまなリスクを生んでしまう危険性をはらんでいるのだ。
今回は、そんな今すぐアンインストールしてほしいソフトをお伝えしていきたい。

危険なソフト=悪意あるソフト、ではない!

すぐにアンインストールしたい「PCに入れておくと危険なソフト」とは
(画像=プログラムの脆弱性の修正は不可欠だ、『オトナライフ』より引用)

一般的に「危険なソフト」と聞くと、「マルウェア」と呼ばれる悪意あるユーザーがつくりあげたそのソフト自体が悪さを働くソフトをイメージするだろう。たしかに近年はメールに添えられたURLやファイルによって、マルウェアに感染してしまう事例は後を絶たない。
しかし私たちが注意すべきソフトは悪意あるソフトだけではないのだ。世の中のソフトには悪意ある攻撃をブロックするセキュリティ機能があり、ソフトのセキュリティホールが見つかるとサポートとしてその脆弱性をふさぐパッチがあてられる。しかしプログラムのサポート期限が切れてしまうと、既知のセキュリティホールであっても対策がされず悪意ある攻撃を防げなくなってしまうのだ。

【あなたのPCにも入っているかもしれない危険なソフト】

・QuickTime
「QuickTime」はかつてアップルが開発していた音楽・動画等のプレイヤーだ。MacのPCではサポートは継続しているものの、実はWindows版は2016年にサポートが切れているのだ。サポート終了とともにアップルはWindows版のアンインストールを推奨し、「ウイルスバスター」で知られるトレンドマイクロも脆弱性があると明言している。WindowsユーザーでまだQuickTimeがPCに入っている人はすぐにでもアンインストールすべきだろう。