スバルは2021年7月29日、2代目となる新型「BRZ」を正式発表しました。新型BRZはこれまでに、4月にトヨタGAZOOレーシングと合同で新開発の「86」「BRZ」の概要をオンライン発表し、7月17日にはサーキットでプロトタイプ試乗会を開催しています。

スバル新型「BRZ」を正式発表とその特徴 値段は308万円~343万円
(画像=『AUTO PROVE』より引用)

この時点でプロトタイプと呼んでいるのは、車両が量産試作車レベルであるとともに、まだ型式指定の認証を得ていない、つまりナンバーが付けられない状態であったからで、型式認証の試験が現在進行している状態です。

スバル新型「BRZ」を正式発表とその特徴 値段は308万円~343万円
(画像=『AUTO PROVE』より引用)
スバル新型「BRZ」を正式発表とその特徴 値段は308万円~343万円
(画像=『AUTO PROVE』より引用)

今回、スバルが新型BRZの発表を行なったということは、型式指定を得られる見通しがついたことを意味しています。また、スバル販売店ではこの正式発表を受け、受注が開始されています。実際の納車は早くて8月末から9月頃と想定されています。

なお、アメリカ市場でも7月22日に2022年型(新型)BRZの価格、グレードが発表され、グレードはプレミアムとリミテッドの2グレードで、日本円換算で316万円からとなっています。アメリカ市場でも納車は2021年秋とされており、日本市場と足並みを揃えています。

一方、トヨタのGR86は、BRZより1~2ヶ月遅れて発売にされると予想されています。