語れる名作ウオッチ-其の2

SEIKO PROSPEX(セイコー プロスペックス)
1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン

 1970年に発売された150mダイバーズの現代解釈モデル。オリジナルモデルのアイコン的な意匠を再現しつつ、和紙を彷彿とさせる文字盤など、現代的なアレンジが加えられている。日本伝統の技法で編み込まれたファブリックストラップと色合いを合わせたデザインも魅力的だ。別色のファブリックストラップが付属。

名作の雰囲気を10万円台で再現、セイコーが手がけた国産ダイバーズウオッチファーストモデルの復刻版【語れる名作教えます。|No.01】
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

■Ref. SBDC143。SS(42.7 mm径)。200m空気潜水用防水。自動巻き(Cal. 6R35)。14万8500円

名作の雰囲気を10万円台で再現、セイコーが手がけた国産ダイバーズウオッチファーストモデルの復刻版【語れる名作教えます。|No.01】
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

 モチーフとなったセカンドダイバーズの特徴であるケース一体型のリューズガードを継承。流線形のフォルムが印象的だ。

名作の雰囲気を10万円台で再現、セイコーが手がけた国産ダイバーズウオッチファーストモデルの復刻版【語れる名作教えます。|No.01】
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

 オリジナルモデルから継承した太めのインデックスにベージュのルミブライト夜光を塗布。ニュアンスを加えた文字盤も魅力的だ。

60年代のセカンドモデルがベース

名作の雰囲気を10万円台で再現、セイコーが手がけた国産ダイバーズウオッチファーストモデルの復刻版【語れる名作教えます。|No.01】
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

 1968年から製造され、前期型から後期型まで複数のデザインがみられるセカンドダイバーズ。70年発売のモデルは、4時方向にセットされたリューズに、リューズガードが採用される。登山家、冒険家の植村直己が北極圏1200㎞を犬ぞりで走破した際に着用していたことで知られている。

【問い合わせ先】
セイコーウオッチ お客様相談室
TEL:0120-061-012

文◎船平卓馬(編集部)

提供元・Watch LIFE NEWS

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