日本という国は世界にどう映っているのでしょう。

人口は世界第11位、GDPはアメリカ、中国に次いで第3位、平均寿命は84.3歳と世界一長寿の国です。

また、日本で生まれたアニメや漫画は世界各地で人気があり、和食文化も広く浸透しています。

しかし、これらは「世界の中の日本」を語る上で、もはや驚くことではありません。

そこで今回は、あまり知られていない日本の特異な習慣を紹介していきます。

学校の掃除時間

日本のココが変わってる7選! 学校の掃除時間は日本だけ⁈
(画像=掃除の時間は珍しい? / Credit: Wikimedia Commons、『ナゾロジー』より引用)

私たちにとってはごく自然ですが、学校で掃除の時間を設けている国は少なく、ほとんどが清掃員を雇っています。

日本では小・中・高と昼食後に15分ほどの掃除時間があります。

このおかげで、生徒たちは清潔さを意識するようになり、自分で掃除しなければならないので、日頃から散らかしたり、汚したりすることが減っていきます。

また、クラスメイト以外の生徒や教師とも触れ合う時間なので、子供たちの社会的な成長にも繋がっているのです。

ただ、この記事に書き込まれた海外ユーザーたちのコメントでは、外国でも結構生徒の掃除はあるよ、という意見が多いようです。

トイレの手洗いタンク

日本のココが変わってる7選! 学校の掃除時間は日本だけ⁈
(画像=手洗いタンク / Credit: Gareth Jones、『ナゾロジー』より引用)

日本家庭のトイレには、必ずと言っていいほど、「手洗いタンク」が備わっています。

これも世界の基準で見ると、珍しいことです。

用を足した後にすぐキレイな水で手を洗い、それがタンクに流れて、水洗用の水として使用されます。

シンプルですが、とても効率的な方法ですね。

ちなみに、トイレ専用のスリッパも日本ならではの習慣です。

海外のコメントでは、節水に良さそうという意見と、刑務所のトイレはこの形式だという意見が多いようです。

芸術的なマンホール

日本のココが変わってる7選! 学校の掃除時間は日本だけ⁈
(画像=マンホールも芸術に仕上げた / Credit: elainmask、『ナゾロジー』より引用)

日本の街にはたくさんのマンホールが見かけられますが、そこには花や動物、お城といった美しい装飾が施されています。

これも日本ならではのもの。

マンホールのデザインは数千種類におよび、地域ならではのユニークな図柄が描かれています。

これは1980年代に、全国的な下水道整備を行った際、各自治体がそのPRのため始めたものです。

世界では退屈なマンホールも、日本では芸術の一つとなっています。

海外ユーザーのコメントでも、こうしたマンホールに夢中の人が多いようです。

ポケモンのマンホールを羨む書き込みや、「どうぶつの森」のマンホールはないの? といったコメントも見られます。