日本という国は世界にどう映っているのでしょう。
人口は世界第11位、GDPはアメリカ、中国に次いで第3位、平均寿命は84.3歳と世界一長寿の国です。
また、日本で生まれたアニメや漫画は世界各地で人気があり、和食文化も広く浸透しています。
しかし、これらは「世界の中の日本」を語る上で、もはや驚くことではありません。
そこで今回は、あまり知られていない日本の特異な習慣を紹介していきます。
学校の掃除時間
私たちにとってはごく自然ですが、学校で掃除の時間を設けている国は少なく、ほとんどが清掃員を雇っています。
日本では小・中・高と昼食後に15分ほどの掃除時間があります。
このおかげで、生徒たちは清潔さを意識するようになり、自分で掃除しなければならないので、日頃から散らかしたり、汚したりすることが減っていきます。
また、クラスメイト以外の生徒や教師とも触れ合う時間なので、子供たちの社会的な成長にも繋がっているのです。
ただ、この記事に書き込まれた海外ユーザーたちのコメントでは、外国でも結構生徒の掃除はあるよ、という意見が多いようです。
トイレの手洗いタンク
日本家庭のトイレには、必ずと言っていいほど、「手洗いタンク」が備わっています。
これも世界の基準で見ると、珍しいことです。
用を足した後にすぐキレイな水で手を洗い、それがタンクに流れて、水洗用の水として使用されます。
シンプルですが、とても効率的な方法ですね。
ちなみに、トイレ専用のスリッパも日本ならではの習慣です。
海外のコメントでは、節水に良さそうという意見と、刑務所のトイレはこの形式だという意見が多いようです。
芸術的なマンホール
日本の街にはたくさんのマンホールが見かけられますが、そこには花や動物、お城といった美しい装飾が施されています。
これも日本ならではのもの。
マンホールのデザインは数千種類におよび、地域ならではのユニークな図柄が描かれています。
これは1980年代に、全国的な下水道整備を行った際、各自治体がそのPRのため始めたものです。
世界では退屈なマンホールも、日本では芸術の一つとなっています。
海外ユーザーのコメントでも、こうしたマンホールに夢中の人が多いようです。
ポケモンのマンホールを羨む書き込みや、「どうぶつの森」のマンホールはないの? といったコメントも見られます。