日本マクドナルドが、専用アプリを使って商品を事前注文・事前決済できるサービス「モバイルオーダー」の導入エリアを47都道府県に拡大。これにより全国のマクドナルド約2,900店舗のうち、約2,700店舗で利用が可能になった。同サービスはイートインでもテイクアウトでも利用でき、イートインの場合は席まで商品を届ける「テーブルデリバリー」も提供する。
スマホで事前注文し、列に並ばずに商品を受け取れる「モバイルオーダー」
「モバイルオーダー」は、商品の注文から決済までをスマートフォン上で行える事前注文・事前決済アプリ。来店前にアプリを通じて商品の注⽂をすることができ、来店時にチェックインしてアプリ上で決済をするだけで、できたての商品が準備され、ピックアップできる。
注文の際にゆっくりと時間をかけて好きな商品を選べる、店舗で注⽂の列に並ばずスピーディーに商品を受け取れるなどのメリットがあり、実際に利用者からは、「モバイルオーダーで注文したので、注文を待つ列に並ばずすぐに受け取ることができた」「子どもがいるので、席に座ったままアプリで注文し、その場に持ってきてもらえるのはとても便利」といった声があがっている。
約1,700店舗では席まで商品を届ける「テーブルデリバリー」にも対応
商品の受け取り方法はイートインかテイクアウトから選択でき、イートインの場合は、注文カウンターもしくは席で⽀払いを済ませ、番号プレートを持って待っているとクルーが商品を席まで届けてくれる「テーブルデリバリー」も利用できる。
商品を持ち運ぶ負担を減らせるだけでなく、席で待つ間にお手洗いや食事の準備などの時間ができるので、特にファミリーや高齢者から好評で、「子どもを抱っこしていたので、商品を席まで運んでもらえて良かった」「商品を席まで運んでくれたスタッフが、『ほかに必要なものはございますか?』と声をかけてくれて、とても親切だった」といった声があがっている。
なお、現在「テーブルデリバリー」を行なっているのは約1,700店舗。席で注文して、そのまま席で商品を受け取るためには、店舗が「モバイルオーダー」と「テーブルデリバリー」の両方に対応している必要がある。
マクドナルドの「モバイルオーダー」は2019年4月より静岡県内でスタートしたサービス。今回、関東地方・近畿地方にも導入し、全国約2,900店舗のうち、約2,700店舗で利用できるようになった。静岡ですでに利便性向上などの実績を持つ同サービスが全国展開したことで、店側・客側双方にどれだけプラスの効果をもたらすのか注目したい。
文・上條真由美/提供元・Foodist Media
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