【3】同じ計算式を「=」で何度も繰り返せる
iPhoneに標準搭載されている計算機アプリには、定数計算機能が搭載されている。定数計算とは、一定の決まった計算式を繰り繰り返すこと。たとえば、850円・490円・300円の商品の税込価格を計算する場合は、それぞれの金額に1.1をかけて計算するのが一般的だが、iPhone標準の計算機アプリなら、一度「850×1.1=」で計算すればその計算式が記憶されるため、次回からは「490=」「300=」と入力するだけで同じ計算式を繰り返すことができる。また、元金100万円を年利0.25%で3年間預けるといくらになるか、といった計算も「=」を押すごとに定数計算してくれるので、複利計算も簡単に行えるのである。

【4】一発でバーゲンの割引価格が算出できる
バーゲンセールでもiPhoneの計算機が役に立つ。50%オフなら、誰でも計算機を使わずに暗算できるだろうが、35%オフのような中途半端な値引きだと、iPhoneの計算機に頼る人も少なくないだろう。35%オフで実際の購入価格いくらになるかを計算するには、暗算で「100%(表示価格)-35%(割引額)=65%(実際の購入価格)」と算出してから、計算機を使って「表示価格×0.65=」と計算することになる。だが、iPhoneの計算機なら「表示価格-35%=」という単純な計算式で実際の購入価格を計算できるのだ。これなら、値引き後の価格が簡単に分かるので、買い物もスムーズにできるだろう。

【5】iPhoneを傾けると関数電卓になる
iPhone標準の計算機アプリを横画面で使ったことはあるだろうか? 実は、計算機アプリが横画面仕様になると関数電卓に変身する。つまり、単純な足し算・引き算・掛け算・割り算以外にも、建設系や土木系、薬学系で用いられる特殊な関数計算がiPhoneでもできるのである。このような複雑な計算は、一般的には関数専用の電卓が用いられるが、ついうっかり忘れてしまったときは、iPhoneの計算機で代用できるのは安心だろう。

いかがだろうか? iPhone標準の計算機アプリには、様々な機能が搭載されていることがお分かりいただけただろう。一度覚えてしまえばかなり便利に使えるので、プラベイートやビジネスシーンでも、ぜひ活用してみてほしい。
※サムネイル画像(Image:Africa Studio / Shutterstock.com)
文・小沢陽子/提供元・オトナライフ
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