ベヌー・トゥールビヨン 18Kローズゴールド針

【18金ローズゴールド製の自社製針に注目】芸術的な職人技を駆使した、“モリッツ・グロスマン”の最新作
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

■Ref.MG-003077。K18RG(44.5mm径)。手巻き(Cal.103.0)。世界限定8本。2552万円

懐中時計の精度を高めるために開発されたトゥールビヨンは、繊細であると同時に非常に複雑であり、ブランド名である時計職人、モリッツ・グロスマンが目指した時計製作の理念とも結びつく。

グロスマンのいちばんの関心は、常に時計の正確さにあった。彼の名を継いだ新生モリッツ・グロスマンは、2013年に手巻き式のベヌー・トゥールビヨンを発表した。

搭載された手巻き式キャリバー103.0は、モリッツ・グロスマンのクオリティの高さを象徴する、非常に精巧なムーヴメントで、新たに開発された機構を多く搭載しており、そのうちのいくつかは特許も取得している。

【18金ローズゴールド製の自社製針に注目】芸術的な職人技を駆使した、“モリッツ・グロスマン”の最新作
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

最も目を引くのは、6時位置のスリーミニッツトゥールビヨンの大型キャリッジ。これはグラスヒュッテの時計師、アルフレッド・ヘルウィッグのトゥールビヨンにならい、V字型のブリッジを備えた大型ケージを採用しているという。

さらに、モリッツ・グロスマンの理念に従ってトゥールビヨンの精度をより高めるためにはストップセコンド機構が必須であった。

加えて、天輪をスムーズに停止させるためには、V字型の支柱を超えてその向こうの天輪までストッパーが届く必要があったため、柔らかなブラシを用いてムーヴメントへ負担をかけず、また正確な時刻調整機構を実現したのだ。

そんなブランドを象徴するベヌー・トゥールビヨンの新作にも、18金ローズゴールド製の針を採用。繊細な菱形の針の先端はとても細く、モリッツ・グロスマンの仕上げの精巧さを表している。加えて針の美しさが、シルバー無垢製のブラック文字盤の上品な質感をより一層引き立ててくれる。

【問い合わせ先】
モリッツ・グロスマン ブティック
TEL.03-5615-8185

提供元・Watch LIFE NEWS

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