一度は乗ってみたいかっこいい車をピックアップし、ランキング形式でまとめてみました。かっこいい車の定番『スポーツカー』だけでなく、国産車とはまた違った魅力を持つ輸入車、 かっこいいお父さんを演じられるようなファミリーカーも含めたランキングです。
目次
新車で買えるかっこいい国産車ランキングTop10
かっこいい国産車選びのポイント
新車で買えるかっこいい国産車 価格が安い順一覧
新車で買えるかっこいい輸入車(外車)ランキングTop10
新車で買えるかっこいい国産車ランキングTop10
【第10位】トヨタ ランドクルーザー 200

トヨタが世界に誇る本格クロスカントリー4WD車といえば『トヨタ ランドクルーザー』シリーズ、その歴史は1954年から続く伝統のある車種です。
発売当初からはヘビーデューティーで硬派なイメージでありましたが、1989年に発売された80系からは内外装ともに高級感を与えられた仕様に。現在新車で購入できる200系にも、高級感のある装備と優れた走破性を兼ね備えたスペックとなっています。
走破性の要となる4WDシステムに関しては、路面状況に合わせた最適な駆動力やブレーキングを実現してくれます。優れた駆動システムに組み合わさるパワーユニットも4.6LV型8気筒エンジン、最高出力は318psを発揮するパワフルさです。
街乗りでの乗り心地も良く、アウトドアシーンでの悪路走行でも強みを発揮するオールマイティーさを兼ね備えた性能は、どこに置いても絵になるカッコ良さです。
ランドクルーザー 200 ZXのスペック
全長 | 4,950mm |
全幅 | 1,980mm |
全高 | 1,870mm |
エンジン | 4.6L V型8気筒 |
最高出力 | 234kw[318PS ]/ 5,000rpm |
最大トルク | 460N・m[46.9kgf・m] /3400rpm |
税込価格 | 6,974,000円 |
【第9位】スバル XV

第9位はスバル XV。同社の人気車種である『インプレッサ』のクロスオーバーモデルとしてデビューした車種で、高めの車高に樹脂製のオーバーフェンダーが特徴的です。
現行モデルはインプレッサの名が無くなり、XVという車名に変更されています。
昨今のアウトドアブームやSUVの人気もあり、『かっこいい車』という概念も昔とは変わりつつあるのではないでしょうか。
XVに関してはオーナーそれぞれの個性を表現するツールとして、ファッションの一部のようなカッコ良さも重要なポイントといえます。
スバル XV 2.0e-L EyeSite のスペック
全長 | 4,485mm |
全幅 | 1,800mm |
全高 | 1,550mm |
エンジン | 2.0L 水平対向 4気筒 DOHC +モーター |
最高出力 | 107kw[145PS ]/ 6,000rpm |
最大トルク | 188N・m[19.2kgf・m] /4000rpm |
税込価格 | 2,651,000円 |
【第8位】ホンダ シビック タイプR

ホンダの人気車種として長い歴史を誇る『シビック』そんなシビックのエンジンや足廻りをチューニングし、さらに走りの面でブラッシュアップされ、1997年に初期型が誕生したのが『シビック タイプR』です。
現行モデルとなるFK8型は、2017年に発売されたモデルで、歴代モデル史上最高の性能を誇ります。ドイツのテストコース『ニュルブルクリンク北コース』では、市販FF車で最も速いタイムを記録しており、その性能は折り紙付きです。
2020年にはマイナーチェンジが施され、軽量アルミホイールやハイグリップタイヤで強化された『Limited Edition』が新たに追加されました。性能面だけでなく、現代の基準に合う環境性能を実現していることも、次世代のスポーツカーと言えるカッコイイポイントではないかと思います。
ホンダ シビック Type Rのスペック
全長 | 4,560mm |
全幅 | 1,875mm |
全高 | 1,435mm |
エンジン | 2.0L 直列4気筒 ターボ |
最高出力 | 235kw[320PS ]/ 6,500rpm |
最大トルク | 400N・m[40.8kgf・m] /2,500〜4,500rpm |
税込価格 | 4,752,000円 |
【第7位】トヨタ 86

『クルマ本来の楽しさを多くの方に伝えたい』そんな開発者の思いから生まれたのが、『トヨタ 86』です。共同開発をしたスバルからは、兄弟車として『BRZ』がデビューしました。
時代の流れとともに、『便利なクルマ』や『沢山人が乗れるクルマ』が重宝され、スポーツカーが1台、また1台と姿を消していきました。その流れは世界のトヨタに関しても例外ではなく、一時はカタログラインナップからスポーツカーが消えた時期もあったほどです。
そんな中で生まれた『86』の名には、往年の名車AE86型 カローラレビン / スプリンター トレノのような『みんなに育ててもらうスポーツカー』という隠れたコンセプトも秘められています。工場出荷状態では飛び抜けて高性能では無くとも、オーナー1人1人の好みに合わせて進化させることでオンリーワンの車に仕上がるイメージが込められていたのです。
確かにスペックだけ見れば超高性能というわけではありませんが、高性能であることだけがクルマのカッコ良さでは無いという事を教えてくれる1台では無いでしょうか。クルマ本来の魅力である『楽しさ』を、幅広い層に当てはめてくれる魅力的な1台です。
トヨタ 86 GT Limited(6MT) のスペック
全長 | 4,240mm |
全幅 | 1,775mm |
全高 | 1,320mm |
エンジン | 2.0L 水平対向 直噴DOHC |
最高出力 | 152kw[207PS ]/ 7,000rpm |
最大トルク | 212N・m[21.6kgf・m] /6400〜6800rpm |
税込価格 | 3,242,800円 |
【第6位】レクサス IS

日本が世界に誇る高級車ブランド『レクサス』が製造販売しているスポーツセダンが『IS』です。2020年11月にマイナーチェンジモデルが発表され、スタイリングに磨きがかかりました。
セダンタイプでありながらもクーペのようなシルエットを持ち、ワイド&ローなスタンスはオーナーをその気にさせてくれるような雰囲気を醸し出しています。スポーティーさと上品さを兼ね備えていながらも、扱いやすいサイズ感で、日本の交通事情にマッチした車種でもあります。
2021年2月には北米で同車のハイパフォーマンスモデルとなる『IS500』が発表されました。排気量5.0L V型8気筒のハイパワーエンジンを搭載し、パワフルな走りが期待できます。日本での発売はまだですが、カッコ良さという面では注目のモデルとなることは間違いありません。
レクサス IS350 F SPORTS のスペック
全長 | 4,710mm |
全幅 | 1,840mm |
全高 | 1,435mm |
エンジン | 3.5L V型6気筒 |
最高出力 | 234kw[318PS ]/ 6,600rpm |
最大トルク | 380N・m[38.7kgf・m] /4,800rpm |
税込価格 | 6,500,000円 |
【第5位】マツダ ロードスター

マツダ ロードスターは、1989年に発売された日本を代表するライトウエイトスポーツカーで、オープンタイプのボディーが特徴的な車両です。現行モデルは従来モデルよりも高級感が増して、とてもスタイリッシュになった印象を受けます。
エンジンが従来モデルよりもダウンサイジングされ、若干のパワーダウンとなったものの、先代モデルと比べ大幅な軽量化がなされたことで、キビキビとしたハンドリングを実現しています。
ロードスターに関しても根強いファンが多く、歴代モデルを乗り継いでいる人も多いようです。現行モデルに関しては、初代を知る人にもある程度受け入れられ、現行モデルで初めてロードスターに触れる人も満足させてくれるような非常に完成度が高いクルマです。
ワインディングでの楽しいドライブからサーキット走行、大切な人と2人きりのドライブまで、スタイリッシュにこなせるカッコ良さをもっています。
マツダ ロードスター S のスペック
全長 | 3,915mm |
全幅 | 1,735mm |
全高 | 1,235mm |
エンジン | 1.5L 直列4気筒 |
最高出力 | 97kw[132PS ]/ 7,000rpm |
最大トルク | 152N・m[15.5kgf・m] /4,500rpm |
税込価格 | 2,601,500円 |
【第4位】トヨタ ハリアー

記事の冒頭にも書きましたが、昨今の『かっこいいクルマ』の基準は以前とは変わってきている印象です。それを象徴するかのように、世界中でSUVが高い人気を誇っています。
SUVには優れた走破性や室内空間の広さなど、ボディーサイズの恩恵による魅力もありますが、ここ最近では『クーペのようなシルエット』を持つ車両が増えています。
日本車でスタイリッシュなSUVを紹介する上で外せない存在となっているのが、トヨタの高級SUVとして長年そのポジションをキープしている『ハリアー』です。現行モデルではそのスタイルの良さに磨きがかかり、よりシャープで洗練されたデザインとなりました。
スタイリッシュな外装に劣らないエレガントな内装も注目すべきポイントで、高級SUVと言われるポジションに恥じない完成度に仕上がっています。ボディーや足廻りの剛性も強化され、SUVでありながらもドライブを楽しめる味付けとなっているのも特徴です。
ドライバーの満足度も高く同乗者からの評判も良い、荷物も沢山積む事ができて万能とあれば、性別年齢問わず支持されることは間違いありません。この車に乗るあらゆる人々を満足させる事ができるというポイントは、スタイル関係なく『かっこいい』と言えるポイントです。
トヨタ ハリアー Zのスペック
全長 | 4,740mm |
全幅 | 1,885mm |
全高 | 1,660mm |
エンジン | 2.0L 直列4気筒 |
最高出力 | 126kw[171PS ]/ 6,600rpm |
最大トルク | 207N・m[21.1kgf・m] /4,800rpm |
税込価格 | 3,930,000円 |
【第3位】レクサス LC

レクサスのフラッグシップ クーペとしてデビューした『LC』は、日本車離れしたエレガントな見た目を持つ高級スポーツクーペです。エレガントな見た目だけではなく、走りの面でもしっかり拘られた1台です。
2020年6月には、コンバーチブルモデルも新たに追加されました。これによって更なる特別感を与えられ、新境地を切り開いています。プレミアムカーらしく、屋根をオープンにした状態でも室内に走行風を巻き込みにくい設計になっていたり、同乗者への気配りも抜かりがありません。
エレガントな見た目と優雅な走りを併せ持つLCを所有すれば、大切な人との上質で贅沢なひと時を過ごせる特別な存在となってくれるでしょう。
レクサス LC500のスペック
全長 | 4,770mm |
全幅 | 1,920mm |
全高 | 1,345mm |
エンジン | 5.0L V型8気筒 |
最高出力 | 351kw[477PS ]/ 7,100rpm |
最大トルク | 540N・m[55.1kgf・m] /4,800rpm |
税込価格 | 13,500,000円 |
【第2位】日産 GT-R

今や世界にその名を轟かせている『日産 GT-R』です。ルーツとなっていのは日産の象徴とも言えるスポーツカー、『スカイライン GT-R』。現在のモデルからはスカイラインの名はなくなっていますが、丸型のテールランプは往年のスカイラインGT-Rのものを踏襲しています。
こちらのモデルからは左ハンドル仕様も製造され、本格的に世界中で販売されるようになりました。世界中のスポーツカー好きを唸らせるその性能は非常にハイスペックで、0-100km加速は3.0秒と、世界の名だたるスーパーカーに肩を並べています。
エンジンスペックだけではなく、「300kmで走行中にも助手席の同乗者と会話ができる」と言われていて、ある程度乗り心地や静粛性にも優れていることも魅力の一つです。
日本を代表するスポーツカーから世界に誇れるスポーツカーへとステップアップを果たしたこちらのGT-R、今後の進化にも注目です。
日産 GT-R NISMOのスペック
全長 | 4,690mm |
全幅 | 1,895mm |
全高 | 1,370mm |
エンジン | 3.8L V型6気筒 |
最高出力 | 441kw[600PS ]/ 6,800rpm |
最大トルク | 652N・m[66.5kgf・m] /3600〜5600rpm |
税込価格 | 24,200,000円 |
【第1位】ホンダ NSX

カッコいいと車と言えば『スーパーカー』、そう言われればフェラーリやランボルギーニといった名だたる外車を連想してしまう人が多いかと思いますが、実は遡ること約30年、日本にもスーパーカーと呼ぶに相応しい唯一の車種が誕生したのを、車好きの人であればご存知では無いでしょうか?
かっこいい車ランキング第1位として紹介させていただくのが、国産スーパーカー『NSX』です。初代モデルは惜しまれつつも2005年に生産終了となりましたが、2016年に現代の技術を生かし、ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドスポーツカーとして復活を遂げました。
スーパーカーといえば獰猛で扱いにくいイメージですが、現代のNSXに関しては非常に乗りやすいと評判で、そのジャンルに新たな可能性を見出したクルマと言えます。普段のドライブからサーキット走行まで楽しめる、守備範囲の広さは魅力的です。
国内カーレースの最高峰でもあるスーパーGT選手権での活躍も目覚ましく、今後も日本が世界に誇るかっこいい車として、その名を刻んでいってくれる事間違いなしです。
ホンダ NSXのスペック
全長 | 4,490mm |
全幅 | 1,940mm |
全高 | 1,215mm |
エンジン | 3.5L V型6気筒+モーター |
最高出力 | 373kw[507PS ]/ 6,500〜7500rpm+モーター27kw[37PS] |
最大トルク | 550N・m[56.1kgf・m] /2,000〜6,000rpm |
税込価格 | 24,200,000円 |
かっこいい国産車選びのポイント
以下の表は、各車種を検討しているユーザーがどのような要素を重視しているのかをまとめたものです。IGNITIONがユーザーの閲覧コンテンツの傾向などを分析・集計したデータに基づいています。
車名 | コンテンツ① | コンテンツ② | コンテンツ③ |
ランドクルーザー200 | 燃費 (26.2%) | 趣味 (16.8%) | 走行性能 (15.9%) |
スバルXV | 燃費 (29.3%) | 趣味 (14.9%) | インテリア (14.3%) |
トヨタ86 | 趣味 (24.0%) | 燃費 (22.5%) | インテリア (14.8%) |
レクサスIS F | 燃費 (23.0%) | 趣味 (23.0%) | インテリア (18.9%) |
マツダ ロードスターRF | 趣味 (27.2%) | 燃費 (22.1%) | 走行性能 (15.4%) |
ハリアー | 燃費 (20.1%) | 趣味 (18.7%) | インテリア (18.0%) |
レクサスLC | 燃費 (22.3%) | 趣味 (19.0%) | インテリア (18.5%) |
GT-R | 趣味 (39.2%) | 燃費 (11.3%) | 走行性能 (11.1%) |
NSX | 趣味 (31.7%) | 燃費 (17.2%) | インテリア (14.3%) |
※データのない車種は外しています。上記データも絶対というわけではありませんが、参考にしてみてください
「趣味車」として考える人が多い
どの車も「趣味」がよく見られているコンテンツという結果に。これまでさまざまな車の結果を見てきましたが、趣味が上位に食い込むのは珍しく、やはりカッコいい車=趣味車という検討のしかたをする人が多いといえます。
お金に余裕がある人なら、日常の足としてセカンドカーを用意している場合もあるでしょう。
やはり燃費は気になる?
趣味車といえど、やはり燃費性能を気にする傾向が見られました。普段から最も実感する維持費だから、ということもあるかもしれません。
燃費のよさも外せないという場合は、トヨタ86やマツダロードスターといった、比較的軽量志向のスポーツカーや、スバルXVやトヨタハリアーといった実用志向のSUVがおすすめです。
新車で買えるかっこいい国産車 価格が安い順一覧
順位 | 車名 | 価格 |
1 | マツダ ロードスター S | 2,601,500円 |
2 | スバル XV 2.0e-L EyeSite | 2,651,000円 |
3 | トヨタ 86 GT Limited(6MT) | 3,242,800円 |
4 | トヨタ ハリアー Z | 3,930,000円 |
5 | ホンダ シビック タイプR | 4,752,000円 |
6 | レクサス IS350 F SPORTS | 6,500,000円 |
7 | ランドクルーザー 200 ZX | 6,974,000円 |
8 | レクサス LC500 | 13,500,000円 |
9 | 日産 GT-R NISMO | 24,200,000円 |
9 | ホンダ NSX | 24,200,000円 |
カッコいいランキングの上位の車ほど、車両価格が高くなる傾向にあります。とはいえ、後半で紹介する輸入車(外車)よりも1,000万円以下のモデルが多数ランクインしていますので、まだ手が届きやすいといえます。