スマホ画面から“インカメ”がなくなる日が来るかもしれない。 中国メディア・ITHomeの報道によると、中華スマホブランドのシャオミ(Xiaomi)が画面下に埋め込まれたインカメラを開発中であり、その技術が採用されたスマホが年内に3モデル発売される予定だという。
今回は、これまでディスプレイ上で邪魔者扱いされていたインカメラが目指す、次なる方向性についてお伝えしていきたい。
ノッチ&パンチホール問題とおさらば?

(画像=Image:Dedi Grigoroiu / Shutterstock.com、ディスプレイ上にインカメラを設置するために設けられた黒い部分がノッチだ、『オトナライフ』より引用)
これまでインカメラは、ディスプレイ上部の黒い切り込みを指す「ノッチ」や、ディスプレイにぽつんとカメラが埋め込まれた「パンチホール」に配置されてきた。ノッチがあることで、端末のサイズをコンパクトに保ったままディスプレイを大きくすることができるというメリットがあるのだが、「画面が四角じゃないのが嫌」「ゲームをするときに邪魔」などと不満の声が上がることも少なくなかった。
かといってノッチレスのスマホだと、その分ディスプレイが小さくなってしまう。そんなジレンマを解消するのが、シャオミの新型モデルである。画面下埋め込み型のインカメラが採用されると噂されているのは、シャオミのCC 11・Mix 4・Mix Fold 2の3モデル。シャオミは、2020年には画面下埋め込みタイプのカメラを公式に披露しており、その時点ですでに2021年には製品化することが視野に入っていたそうだ。