現在ツイッターでコンビニエンスチェーンの出店数を市区町村ごとに調査した全国の「コンビニ勢力図」が大きな注目を集めている。コンビニといえば現代人にとって非常に身近な存在であり、住居や職場の近くにあるとついつい利用してしまうという人も少なくないだろう。そんな中、コンビニエンスチェーンのシェアとは異なる様相が勢力図から見えてきた。今回は、今後のシェア争いに関わってくるかもしれない意外な事実などをお伝えしていきたい。
全国コンビニチェーンの勢力図が話題に

(画像=Image:@ShinagawaJP、にゃんこそば(@ShinagawaJP)さんの投稿したコンビニ勢力図。北海道のオレンジ色の勢いが半端ない!、『オトナライフ』より引用)
にゃんこそば(@ShinagawaJP)さんは6月11日、「思いつきでコンビニ勢力図を作ってみた」と、全市区町村がその地域で最も多いコンビニチェーンの色に着色された日本地図をツイッターに投稿。セブン-イレブンやファミリーマート、ローソンなど、コンビニチェーン各社の勢力争いがどのように展開されているかが一目でわかる図となっている。にしても、北海道のセイコーマート勢力は他コンビニが近寄れない鉄壁な布陣とも言える。
この図はネット上でも大きな話題となり、2021年6月21日時点で1.5万件のリツイート、3.2万件のいいね!がついている。やはり身近な存在であるコンビニの話題は、誰にとっても気になる話なのだろう。
さらに、にゃんこそばさんは地域ごとに拡大した詳細を見られる図や、チェーンごとに店舗の場所にマークをつけた図も公開している。チェーンごとにマークした図では店舗が集中している場所ほど明るくなっており、そのチェーンがとくにどこの地域で多いのかが一目でわかるのも面白い。
勢力図を作成したにゃんこそばさん自身も「細かく見ていくと『峠を越えたら…』『県境をまたいだら…』みたいな傾向も見えてきて、どんどん時間が経ってしまいそう」と、コメントする興味深いデータとなっている