ファミマはテレワークが普及した場合にどう舵を切る?

セブン、ローソン、ファミマ、セコマ?の「コンビニ勢力図」がすごいとネットで話題!
(画像=Image:Qiongna Liao / Shutterstock.com、深夜でも営業しているコンビニは夜遅くまで働くサラリーマンの味方だ、『オトナライフ』より引用)

そんなコンビニ勢力図で興味深かったのは、3大チェーン1号店の地域がすべてファミマに支配されていることだ。ファミマの誕生した埼玉県狭山市は、埼玉県内全域で見ればセブンが優勢ながら、狭山市のある県南西部に限ってはファミマが抑えている。さらに、アメリカから日本に上陸してきたセブンやローソンを見ても、セブンが1号店を構えた東京都江東区とローソン1号店の大阪府豊中市、どちらもファミマの勢力圏となっているのだ。
そんなにファミマが多いのかと思いきや、2020年9月に「グラフ化してみる」「さぐる」ジャーナブロガーの不破雷蔵さんが公開した「コンビニ店舗数の現状をさぐる(2020年9月公開版)」によれば、コンビニチェーンの店舗数業界トップはセブンで2万923店。2位のファミマは1万6,634店、3位・ローソン1万4,500店と、セブンが頭一つ抜けている状況だ。

ファミマは東京23区や大阪・名古屋・横浜といった地域で多くを占めていることもあり、都心部のオフィス街への出店に注力しているのかもしれない。その傾向は、23区などに展開する「オフィスファミマ」のサービスからもうかがい知ることができるだろう。
一方のコンビニ最大手・セブンは、CMなどからファミリー層をターゲットの主軸に置いているようにも感じられる。その結果、都心部はファミマに譲りながらも、住宅地で広く展開しているとも考えられる。

近年はテレワークが普及しオフィス街への通勤するサラリーマンが多少なりとも減っている現状もある。今後「住宅地≒オフィス」という傾向が進んでいくことになった場合にファミマがどう動くのか。その展開にも注目していきたい。

参照元:「全国コンビニ勢力図」にネット民衝撃 「関西でローソンの存在感が…」「北海道のセイコーマートすごい」【まいどなニュース】
引用元:思いつきでコンビニ勢力図を作ってみた【にゃんこそば(@ShinagawaJP)】

※サムネイル画像(@ShinagawaJPさんより引用)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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