本物のブランド品でも証拠がないとNGになる可能性も!

メルカリに限らず、ネットオークションやフリマアプリでは、偽ブランド品が出品されることも多い。もちろん、初めから偽物だと分かっている商品を販売するのは法律で禁止されているが、誰かにもらった商品や中古品の場合は、出品する本人も本物かどうか確証が持てない場合がある。そこで、メルカリでは偽物を排除するために、ブランド品については“正規品であることが確実でない商品”の出品は禁止されているのだ。具体的にはシリアルナンバー、購入時のレシートや保証書など、本物の証明ができない商品は出品NGと判断されてしまう場合がある。

【メルカリ】ベテランでもうっかりやってしまう「5つルール違反」とは? どんなペナルティがあるの?
(画像=Image:anythings / Shutterstock.com、有名ブランド品は、レシートやシリアルナンバーなどで本物だと証明できない商品は出品しないほうがいい。最近は本体埋め込みのICチップやQRコードタグなどで、簡単に本物かどうか確認できる商品もある、『オトナライフ』より引用)

コロナ禍の影響で一時的に出品禁止の商品もある!

メルカリでは、長引く新型コロナウイルスの影響もあり、一時的に出品が禁止されている商品もある。とくに、衛生マスク(個人が自作したものも含む)、除菌シート、手指消毒 液、フェイスシールド、体温計、ハンドソープ、アルコール濃度が高い酒類、感染防止対策の妨げとなる恐れのあるチケット(Jリーグ観戦チケット、プロ野球観戦チケットなど)などは出品が禁止されているので、十分気を付けよう。

■新型コロナウイルス関連で禁止されている商品(一部抜粋)
・衛生マスク(個人が自作したものを含む)
・手指消毒液・除菌シート・高濃度エタノール製品
・フェイスシールド
・体温計
・ハンドソープ
・スピリッツ・ジン・ラム・ウォッカなど、アルコール濃度が高い酒類(ウイスキー・ブランデーを除く)
・興行主による感染防止対策の妨げとなる恐れのあるチケット(Jリーグ観戦チケット、プロ野球観戦チケットなど)
・PCR検査キット
・新型コロナウイルスワクチン接種券

【メルカリ】ベテランでもうっかりやってしまう「5つルール違反」とは? どんなペナルティがあるの?
(画像=個人が自作したものを含む衛生マスク、手指消毒液、フェイスシールド、体温計、ハンドソープなど、新型コロナ関連の商品は一時的に出品NGとなっている、『オトナライフ』より引用)

メルカリでは手元にない商品の出品もダメ!

メルカリの出品禁止の項目には“手元にないもの”という項目がある。これは、人気の商品の在庫を持たず、落札されてから他社ECサイトなどで仕入れてから発送する「転売」を防ぐ措置だと思われる。しかし、転売目的でなくても、ネットショップで間違って買ってしまったが返品できない商品や、数を間違えて多く買ってしまった商品などが、手元に届く前に出品してしまう行為もNGとなる。つまり、メルカリでは手元にある商品の写真を撮影して出品するのが基本となっているのだ。

【メルカリ】ベテランでもうっかりやってしまう「5つルール違反」とは? どんなペナルティがあるの?
(画像=メルカリでは、商品の現物の写真を撮影して出品するのが原則だ。間違って買った商品でも、手元に商品が届いてから出品するようにしよう、『オトナライフ』より引用)