フェイスブックが、フェイクニュースの取り締まりの強化に取り組んでいる。フェイクニュースを拡散していると判断されたウェブサイトに、ユーザーが「いいね」を押そうとすると警告を表示する仕様変更を行なったのだ。ネット上に蔓延する偽の情報をユーザー個人がすべて判断することはもはや不可能であり、その拡散に加担しているとあってはSNS各社も黙ってはいられないのだろう。いつも見ているサイトに「いいね」しようとして警告が出てたら、自分も気づかないうちに騙されているということかもしれない。

フェイクニュースに「いいね」で警告、続けるとシャドウバンも

Facebook偽情報への「いいね」に警告表示! SNSからフェイクニュースを根絶できるか?
(画像=あなたが見ている情報は嘘か、真実か?、『オトナライフ』より引用)

ネット上に蔓延するフェイクニュース対策に、フェイスブックがいよいよ本腰を入れてきた。ユーザーが「いいね」を押そうとしたウェブサイトがフェイクニュースを拡散していると判断された場合、ポップアップで警告を表示するようになったのだ。警告では、ウェブサイトが偽の情報を発信していることや、独立したファクトチェック機関(情報の正確性・妥当性を検証する機関)によって偽情報だと認定されていることなどが表示される。その下には投稿を取り消す選択肢のほか、「もっと詳しく」という理解を促すためのリンクも用意される。