ユニクロは、6月4日にオープンする「ユニクロ浅草」のメディア向け内覧会を、開店に先駆けて6月2日に実施した。立地は、つくばエクスプレスの浅草駅からほど近い、東京楽天地浅草ビル1階・2階。同店のコンセプトは、「Our Neighborhood!」。コロナ禍で来訪者が減っている浅草の活性化と地域とともに成長していける店舗を目指すという。

(画像=6月4日にオープンする「ユニクロ 浅草」、『BCN+R』より引用)
地域活性化の施策として、店内には「地域協業エリア」を設けるほか、江戸手描提灯を手掛ける職人による1.8mの巨大提灯を入り口に設置。堂々とした姿で来店客を出迎える。

(画像=入り口に吊り下げられた巨大提灯、『BCN+R』より引用)
1階は、主にウィメンズの商品が中心。入り口の左には、7店舗目となる生花売場がある。その奥は、ユニクロと併設されている、全国各地の名産品をそろえた「まるごとにっぽん」とコラボしたコーナー。日本酒のラベルなどが印刷されたTシャツを紹介。浅草店限定のUTme!スタンプがあることを説明する。

(画像=7店舗目となるユニクロの生花売場、『BCN+R』より引用)

(画像=浅草店限定デザインとして
日本酒の名前が印刷されたシャツなどが紹介されている、『BCN+R』より引用)
日本酒の名前が印刷されたシャツなどが紹介されている、『BCN+R』より引用)
地域協業エリアは、メンズやキッズ商品が並ぶ2階。浅草や近隣で、モノづくりやデザインなどを手掛ける店舗とコラボレーションしている。雪駄×スニーカーを実現した「goyemon」や、日本の伝統技術を現代の生活に取り入れる「soi」、カクカクとした形が特徴的なペーパークラフトを手掛ける「ボグクラフト」など、さまざまな業種の店舗が集う。なお、コラボした店舗の商品はユニクロ浅草店で販売していない。購入する場合は、それぞれの店舗を訪ねることになる。

(画像=「goyemon」コラボコーナー、『BCN+R』より引用)

(画像=「soi」コラボコーナー、『BCN+R』より引用)

(画像=「ボグクラフト」コラボコーナー、『BCN+R』より引用)
ユニクロ 浅草店の田島優太店長は、こうした取り組みについて「服を購入しにいらっしゃった方に、浅草や近隣に素敵な店舗があることを知っていただき、ぜひ実際に訪れていただきたい」と狙いを語る。