風量は自動、風向きは下向き
風量が弱いほうが節電になると思っている人もいるかもしれないが、一概にそうとは言えない。自動の場合は、効率的に人が快適に過ごせる温度を保つため、健康と節電を両立しやすい。エアコンの風量設定は弱ではなく自動にしてみよう。
日光を利用する
冬は日が比較的室内に差し込みやすい季節でもある。暖かい日の光を室内に取り込むことで、室内の温度はあがるはずだ。できるなら、日中は室内に日光を取り入れるようにしたい。一方、夜間は室外の冷気を入れないためカーテンやブラインドで熱を遮断することが大切。断熱グッズと併用するのも手だ。
思い切って最新エアコンに買い替える
エアコンの技術は日進月歩。効率は年々よくなっている。家電量販店のノジマの調査によると、2009年のエアコンに比べて2019年のエアコンは約50kWhの節電効果があるとのこと。古いエアコンを長年使っている場合は、思い切って買い替えると、結果的に節約につながる可能性もある。
無理をせずに賢く電気代を下げよう
設定温度を下げるのもエアコン暖房の電気代を下げる手段ではあるが、無理だけは禁物。寒くなると体の抵抗力が落ち、病気になりやすくなる可能性がある。そのための医療費を考えれば、エアコンの設定温度を上げたほうがよかった、というケースに陥ることも考えられる。我慢して電気代を下げるのではなく、賢くエアコンを効率的に動作させることで、できるだけ電気代を抑えたい。
【訂正】初出時、室外機を通して室内に空気を取り込んでいるとの記述がありましたが、対応製品が一部に限定されているため、削除しました。
文・Bridge/提供元・BCN+R
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