スマホのノッチありのメリット

スマホを選ぶときに、ベゼルなしかどうかにかかわらず、ノッチありスマホにするか、ノッチなしスマホにするのかも悩むポイントである。スマホにノッチがあることでのメリットとデメリットもこの記事の最後に見ておこう。まずは、ノッチありスマホのメリットは次の通りである。
【メリット①】大きいディスプレイを搭載できる
ノッチありスマホはベゼルなしでなくても、ノッチなしのスマホよりもベゼルを細くできる。その結果として、同じ大きさのスマホでより大きなディスプレイを搭載できる。スマホを使うのであれば、大きな画面の方が動画やゲームの迫力は画面が大きい方が臨場感を味わえる。
また、Webサイトや電子書籍の文字を読むときでも、小さな画面よりも大きな画面の方が字が大きく表示されるので読みやすい。同じサイズのスマホを選ぶのであれば、ノッチありスマホの方がより大きな画面を使えるようになるという点はメリットと言える。
【メリット②】端末を小さいサイズにできる
ディスプレイサイズを中心にして考えると、ノッチありスマホにすれば同じ大きさのディスプレイでより小さなサイズの端末を購入できる。近年、スマホの大型化が進んでいるが、サイズが大きくなり重量も重くなりつつあるので、手にかかる負担が気になるという声が多く上がっている。
ノッチありスマホであれば、ディスプレイサイズが同じで本体サイズは小さくできる。より小さいスマホで大きな画面を使えるという点は、ノッチありスマホのメリットと言えるだろう。
スマホのノッチありのデメリット
一方でノッチありスマホを選ぶことにはデメリットもある。ノッチありスマホのデメリットは次の2点である。
【デメリット①】臨場感があまり感じられない
ノッチありスマホのデメリットの一つは、画面の一部がノッチで隠れてしまうということである。画面の端の方のノッチのある部分にあるものは、ノッチで隠れて表示されない。動画やゲームによっては、ノッチありスマホを使っているユーザーのことを考えて、ノッチにかかりそうな部分には隠れてもいいものしか表示していないものもある。
しかし、ノッチが登場する2017年以前からあるアプリには、ノッチに対する配慮がなされていなくて、画面の上部のボタンがノッチで隠れてしまうようなアプリもある。
画面の一部がノッチで隠れてしまうと、操作するときに必要なアプリのボタンを押せなくなったり、動画やゲームの臨場感が損なわれてしまう。画面上をいっぱい使って素早くキャラクターが動く場合など、どうしても動きの中でノッチが目に入ってしまう。
せっかくのゲームや動画の臨場感や迫力がノッチによって損なわれてしまうというデメリットは承知しておこう。
【デメリット②】デザイン性が高くない
ノッチありスマホは、画面の一部にくぼみがある。人によっては、スマホのデザイン性を損ねていると感じる場合もあるようだ。スマホのディスプレイを見たときに、画面の一部がへこんでノッチになっているのは、見る人によってはスタイリッシュな画面には見えない。
高級スマホがノッチありスマホを投入する中で、あえて廉価なスマホが多いノッチなしスマホを選ぶ人の中には、ノッチありスマホのデザイン性に我慢ができない人もいるようである。
日本ではあまり発売されていないが、ベゼルなしでノッチもつけないスマホとして、スライド式カメラを搭載しているスマホも登場している。ノッチありスマホにデメリットを感じているようであれば、スライドカメラを搭載しているスマホの日本での発売を心待ちにしてもいいだろう。
※サムネイル画像(Image:mariakray / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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