大型ホールセラーのコストコで、いま話題のハイローラーを購入。食べごたえのあるボリュームでコスパ抜群のラップサンドだ。カロリーは高くなるが、焼いたりチーズをのせたりするとおいしさが倍増する。ハイローラーを使ったキッシュなどのアレンジレシピを紹介しよう。

コストコの「ハイローラー」はコスパ抜群!人気の超簡単アレンジレシピ
(画像=コスパ抜群で人気のコストコのハイローラー(著者撮影)、『BCN+R』より引用)

コストコで人気のハイローラーとは?カロリーは高いの?

コストコは、1983年に米国のワシントン州にオープンした倉庫型スーパーで、日本では、コストコホールセールジャパンとして1999年に福岡県に第1号店を開店。現在は神奈川県川崎市に本社を置く。当時は日本でまだ馴染みのなかった会員制を採り入れ、利用するには年会費を支払って会員になる必要がある。

倉庫型の巨大な店舗には大量の在庫が並び、海外のような購入方法が瞬く間に人気となり、2021年現在、国内に27店舗を構える。そんなコストコで人気の商品といえば、ボリューム感があり低価格で高品質な食料品で、その中でもパン類は人気。さらに、最近、SNSなどで注目されているのがハイローラーというわけだ。

コストコの「ハイローラー」はコスパ抜群!人気の超簡単アレンジレシピ
(画像=正式名称は「ハイローラー(B.L.T)」、『BCN+R』より引用)

正式名称は「ハイローラー(B.L.T)」で、その名の通り、B.L.Tサンドの中身をトルティーヤで巻いたラップサンドである。コストコのハイローラーは、21本入りで1380円(2021年4月現在)。1つあたり約66円は、安いのかどうかと思うかもしれないが、注目してほしいのはサイズ感だ。

1本のサイズが大きく、食べたときの満足度はかなり高い。もちろん、サイズ感だけでなく、レタスとベーコン、トマト、チーズなどが詰まっている中身もおいしく、食べごたえが十分ある。こうした点を踏まえると、1本あたり約66円というコスパは、かなり良いのではないだろうか。

気になるカロリーはどうだろう。ハイローラー1本あたりのカロリーは、約170~200キロカロリーと言われている。ごはん一善が約240キロカロリーなので、ハイローラーを2本食べたら優に超えてしまう。ダイエット中の人は、おいしいからといってハイローラーの食べ過ぎには注意が必要といえよう。

コストコのハイローラーを美味しく食べる方法

コストコの「ハイローラー」はコスパ抜群!人気の超簡単アレンジレシピ
(画像=焼いて食べるとさらにおいしくなる(著者撮影)、『BCN+R』より引用)

ハイローラーは、そのまま食べても周りを包むもっちりとしたトルティーヤがおいしい。さらにおいしく食べられるのが「焼き」である。

トルティーヤを焼くことで、もっちりだった生地はパリッとしたものに変化するからだ。そのまま食べればもちっと、焼いて食べればパリッとと、二通りの食感の違いが楽しめる。

「追いチーズ」&「焼き」でさらにおいしく

コストコの「ハイローラー」はコスパ抜群!人気の超簡単アレンジレシピ
(画像=追いチーズをするとさらにパワーアップ(著者撮影)、『BCN+R』より引用)

焼いてパリッとした食感がおいしいハイローラーを、さらにパワーアップするのが「追いチーズ」。最近いろいろな料理レシピで、追いチーズが紹介されているように、元々チーズが入っているハイローラーに、市販のとろけるチーズやピザ用の細切りチーズを追いチーズすることで、さらにおいしさが増す。

軽く焼いて焼き目のついたチーズは、きっとクセになるに違いない。追いチーズにチェダーチーズにして、2種類の違うチーズを楽しむのもおすすめ。ただ、追いチーズをすると、元々高いハイローラーのカロリーも、さらにパワーアップするので注意してほしい。

キッシュにすればメインディッシュにもなる!

ハイローラーを焼くのは比較的メジャーな食べ方で、最近話題なのがハイローラーでキッシュをつくるというアレンジレシピだ。

キッシュというと、パイ生地をつくったり、フィリングと呼ばれる中身の具材をつったり、かなり調理工程が多い上、準備する材料の種類も多く、正直言って面倒くさい。とてもではないが、家庭で普段さっとつくる料理とは言えない。

しかし、コストコのハイローラーを使うと、実に簡単にキッシュがつくれる。実際につくってみたので、つくり方を紹介しよう。