(4)大きいスマホでもキーボードを「寄せ」て片手入力
新しいモデルが登場するたびに「巨大化している」と言われるiPhone。画面が大きくなるのはうれしいが、片手での文字入力が難しくなるという欠点がある。また、新しいモデルを使っていなくても、手の小さい人にとっては片手操作がしづらいと感じることもあるだろう。そんなときに使ってほしいのが、「片手用キーボード」だ。キーボード上の文字列やボタンを利き手の方向にギュッと寄せる機能で、地球のアイコンを長押しするだけで利用できる手軽さも魅力だ。

左利きの筆者は、片手で文字入力をする際に削除や確定、改行キーがタップしづらくてもどかしく感じていた。しかし、キーボードを左寄せにしてみるとサクサク入力が可能に。もちろん、英字や絵文字に切り替えても片手用の表示は継続される。

元に戻すには、画面端のアイコンをタップ(右)、『BCN+R』より引用)
(5)面倒な住所は郵便番号を入力すれば一発!
在宅勤務になり、必要な備品や資料を送るために自宅の住所を尋ねられる機会が多くなった。しかし、住所が長かったり、難読の地名だったりすると入力する手間がちょっとしたストレスに。実はiPhoneには郵便番号を入力するだけで該当の住所が表示される機能がある。日本語キーボードで数字モードに切り替え、7桁の郵便番号を入力してみよう。県名から番地の前までが一発で表示され、わざわざ長い地名を入力する手間をバッサリ省ける。ただし、番地やマンション・アパート名までは表示できないので、手動での入力を忘れずに。

ハイフンなしで住所を入力すると、該当の住所が表示される(右)、『BCN+R』より引用)
リモートワークは相手の顔がまったく見えないので、いままで以上に円滑なコミュニケーションが重要になる。iPhoneで手軽にできる文字入力の裏技を駆使し、チャットやメールの文章をスピーディーに作成しよう。(TEKIKAKU・山崎理香子)
提供元・BCN+R
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