テレワークの影響もあり、仕事でチャットツールを使う機会が増えた。その多くはスマホ版のアプリもあるので、外出先などでも気軽にやり取りができるが、パソコンと違って時間がかかったり、指の動きが多くなって面倒に感じたりすることもある。そこで今回は、iPhoneでの文字入力が格段に楽になる5つの裏技を紹介しよう。

効率アップは文字入力から! iPhoneでチャットやメールをするときに使える5つの裏技
(画像=今回はiPhoneの文字入力の裏技を紹介。
iPadでも同じ方法で文字入力を効率化することが可能だ、『BCN+R』より引用)

(1)すばやい「コピペ・取り消し」は3本指が鍵

パソコンのキーボードでショートカットを駆使している人は多いと思うが、実はiPhoneでも3本の指を使えば、より素早くコピペや直前の動作の取り消し、やり直しなどが行える。たとえば、コピーしたいときは任意の範囲を指定し、3本の指で画面をピンチインするだけ。上部に「コピー」と表示されたら成功だ。続いてコピーした文章を貼り付けるには、3本の指で画面をピンチアウトすればOK。

効率アップは文字入力から! iPhoneでチャットやメールをするときに使える5つの裏技
(画像=任意の文章を指定し、画面を3本指でピンチイン(左)。
ピンチアウトで貼り付けると、画面上部に「ペースト」と表示される(右)、『BCN+R』より引用)

わざわざ編集オプションを表示させて「コピー」や「ペースト」をタップする必要がなく、より直観的にスルスルと操作できる。また、一度削除してしまった文章を復活させたいときは、3本指で画面をダブルタップするか、左方向にスワイプ。取り消した操作をやり直したいときは、3本指のまま画面を右方向にスワイプしよう。

効率アップは文字入力から! iPhoneでチャットやメールをするときに使える5つの裏技
(画像=3本指で画面をダブルタップ、もしくは左にスワイプすると、直前に行った動作を取り消せる(左)。
取り消した動作をやり直すには、3本指で右スワイプ(右)、『BCN+R』より引用)

(2)誤変換した文字は消さずに再変換

ビジネス現場では、相手の誤解を招かないためにも誤字脱字、漢字の誤変換には気をつけたいところ。しかし、スマホはキー同士が隣接しているのに加え、長年の使用によって変換に癖が出てくるので変換ミスが多くなりがちだ。そんなときは、誤変換した文字をわざわざ削除して入力し直すのではなく、再変換機能を使うのが効率的。間違って変換された文字をダブルタップすると、予測変換欄に候補が再表示される。該当するものを選び直せば、いちから文字を入力する手間を省ける仕組みだ。

効率アップは文字入力から! iPhoneでチャットやメールをするときに使える5つの裏技
(画像=誤変換した単語をダブルタップ(左)。
予測変換欄に候補が表示されるので、正しいものを選び直そう(右)、『BCN+R』より引用)

(3)絵文字が不要に感じたら非表示にしてOK

iPhoneでは英字キーボードと絵文字キーボードが隣接しているため、誤タップしてプチストレスを感じたことのある人もいるだろう。絵文字キーボードが不要に感じる場合は、非表示にすることも可能だ。「設定」アプリの「一般」から「キーボード」をタップし、「絵文字」を削除すればOK。

効率アップは文字入力から! iPhoneでチャットやメールをするときに使える5つの裏技
(画像=「設定」アプリで「一般」をタップ(左)。
「キーボード」をタップし、画面上部の「キーボード」をもう一度タップ(右)、『BCN+R』より引用)

英字キーボードにのみ切り替えられるようになり、誤タップすることがなくなった。元に戻したいときは、同じく「一般」の「キーボード」から「新しいキーボードを追加」をタップし、候補のなかから「絵文字」をタップしよう。

効率アップは文字入力から! iPhoneでチャットやメールをするときに使える5つの裏技
(画像=画面右上の「編集」をタップし、「絵文字」を削除(左)。
絵文字キーボードが非表示になった(右)、『BCN+R』より引用)

ちなみに、絵文字キーボードを非表示にしても絵文字が入力できなくなるわけではないので大丈夫。たとえば、笑っている絵文字を入力したいときは、「笑顔」などと入力して、予測変換欄から該当するものを選択すればいい。