100万円超えのユーザーは6月になると利用できない

「PayPayマネー」残高上限の減額に至った、資金決算法の改正とはなに?
(画像=PayPay銀行ではPayPayへのチャージがリアルタイムでできたり、PayPayマネーの出金が手数料無料でできるなど、様々な連携機能がある。またキャッシュカードなしで、セブン-イレブンのATMから現金の入出金が可能となる「スマホATM」などがある(筆者撮影)、『オトナライフ』より引用)

PayPayは、100万円以上のPayPayマネー残高を保有しているユーザーに対し5月31日までに残高を100万円以下にするよう呼びかけている。マネー残高の減算方法は、買い物での利用と、設定している払い出し口座(銀行口座)へ出金すればいいのだが、PayPayの支払いでは、PayPayマネー以外のPayPay残高(PayPayボーナスライト、PayPayボーナス、PayPayマネーライト)が優先され、PayPayマネーは最後に使われるので注意したい。またPayPay銀行以外の金融機関への出金の際には手数料として100円がかかる。

余談だが、政府はスマートフォンの決済アプリに賃金を振り込む「給与のデジタル払い」を解禁すると発表している。実現すれば、給与が振り込まれ銀行口座などからチャージするといった手間が省けるため、これを機会にPayPay銀行に口座を設けておくのもいいだろう。しかし今後もしPayPayまで給与振り込み先に含まれるとなったら、100万円以下という制限がかけられているのはデメリットにしかならないだろう。まだまだキャッシュレス決済は現金決済を超える日は遠いのかもしれない。

6月1日以降に残高が100万円を超えていた場合、PayPayでの決済、送金、出金ができなくなる。利用を再開するには、PayPayカスタマーサポート窓口に連絡した上で、本人確認の手続きなど1カ月以上かかる可能性があるため、早めに対応しておこう。

参照元:「PayPayマネー」の残高上限が500万円から100万円に“減額” 6月1日以降【ITmedia Mobile】

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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