良い睡眠のためには強制的に電源オフが必要?

ところがアメリカのブリガムヤング大学の教授と医療センターの研究者らは、「Night Shiftモードは睡眠の質への影響が見られない」という研究結果を発表した。参加者に対して、睡眠に就く1時間前に「Night Shiftを有効にしてiPhoneを使う」「Night Shiftを無効にしてiPhoneを使う」、「iPhoneを使わない」という3条件で7日間の実験を行ったところ、とくに3グループとも睡眠の質に変わりはなかったという。さらには他の研究結果においても、ブルーライトよりも暖色系の色が脳を昼間だと勘違いさせて逆効果になる可能性もあると問題視されている。
良くも悪くも影響がなかったことを考えると、睡眠の質の低下を防ぐにはもはやNight Shiftモードといった設定などではなく、寝る時間になると自動で電源を落とし必要以上にスマホに触れさせないようにする“制御システム”が必要になってくるのかもしれない。行き過ぎのようにも感じるが、コロナ禍の巣ごもり需要によって余計に睡眠障害が増加している今、寝る前のスマホいじりがどうにもやめられない人にとっては、強制的にスマホを使えないようにするのが一番の方法かもしれない。
Night Shiftモードはたしかに余分なブルーライトをカットしてくれる便利な機能ではあるが、あまり効果を信じ込み過ぎず、スマホの使用時間や使い方から見直してみてはどうだろうか。
【参照元】iPhoneのナイトシフトは睡眠の質に無関係かも、との研究結果が公開【Engadget】
※サムネイル画像(Image:Valerio Febbo / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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