現状でもマイナンバーカードのメリットは多い!

それではマイナンバーカードの現状でのメリットを確認しておこう。まず、就職したり年末調整のときに個人番号(マイナンバー)を提出する必要があるので、マイナンバーカードがあれば個人番号を確認できる。もちろん、個人番号は以前郵送されてきた「個人番号通知カード」でも確認できるが、こちらは身分証明書としては使えない。また、現在は住民票でも個人番号を確認できるが、毎回発行手数料が数百円ほど必要になるので効率的ではない。そもそも、住民票や印鑑証明を取得するときも、マイナンバーカードがあれば区役所に行かなくても近所のコンビニにあるマルチコピー機で簡単に取得できる。これもマイナンバーカードの大きなメリットだろう。
もちろん、マイナンバーカードは顔写真付き身分証明書として使えるので、ネット銀行や証券会社の口座開設やキャッシュレス決済の本人確認書類としても使える。デジタル時代にあって、運転免許証のない人にはもはや必須と言えるものだ。ほかにも、フリーランスや個人事業主が、スマホで確定申告(e-Tax)する際にもマイナンバーカードが必要になるなど、すでに様々なメリットがある。

■マイナンバーカードのメリット(現状)

・就職などで個人番号を提出するときに個人番号が確認できる
・住民票や印鑑証明が近所のコンビニで取得できる
・ネット銀行や証券会社、キャッシュレス決済の本人確認書類として使える

マイナンバーカード申請で得られるメリットって何? 健康保険証・運転免許証・〇〇まで
(画像=マイナンバーカードがあれば、近所のコンビニにあるマルチコピー機で、簡単に住民票や印鑑証明を取得できる(発行手数料は必要)、『オトナライフ』より引用)

マイナンバーカード申請で得られるメリットって何? 健康保険証・運転免許証・〇〇まで
(画像=マイナンバーカードは、キャッシュレス決済やネット銀行、スマホの申し込みなどで提出する身分証明書として使うことができる、『オトナライフ』より引用)