お酒を飲む方であれば、ときにバーでゆっくりと味わいたい、と思う人も多いでしょう。実は、東京は、世界的に有名なバーテンダーのバーや、世界のランキング上位のバーが多くあるのです。東京で行くべき、世界レベルのバーの名店を紹介します。

バーで楽しめるのは大人の特権

バー、と聞くと、敷居が高い、と感じる人も多いかもしれません。確かに、バーは隠れたところにあることが多く、また、騒ぐ場所ではないため、一見、入りづらいと思うこともあるでしょう。

しかし、そういったバーでお酒を楽しめることこそ、大人の特権かもしれません。普段の居酒屋やバルではなく、たまには落ち着いて、じっくりお酒を楽しみたい、ゆったりとした時間を楽しみたいという時には、バーは素晴らしい場所だと言えるでしょう。

東京は実はバー天国?

バーといえば、アメリカやイギリスなどを思い浮かべる人も多いかもしれません。しかし、実は、東京は、バー天国なのです。

ウィリアム・リードが選ぶ「世界のバー50選」を見ると、確かに上位にはイギリスやアメリカなどが並んでいます。しかし、東京のバーも2つランクインしているのです。また、日本人で、世界的なバーテンダーの大会で優勝した人が店を開いているケースも多く、名店と呼ばれるバーも多くあります。また、銀座にあるバーの数は、世界でも屈指の多さとも言われているなど、東京は実は、バー天国と言えるかもしれません。

おすすめの世界的バー5選

では、そういった中で、世界的に有名なバーをいくつか紹介しましょう。

BAR HIGH FIVE(銀座)

まずは、銀座にある、BAR HIGH FIVEです。こちらのバーは、先ほどの世界のバー50選で12位にランクインしており、日本では最上位になっています。

バーの店主である上野氏は、銀座の名店であるスタア・バーで修行を積み、2013年に独立しました。海外とのパイプも太く、世界を駆け巡ることも多い、国際派のバーテンダーと言えるでしょう。

BAR BENFIDDICH(新宿)

同じく、BAR BENFIDDICHも、世界のバー50選に選ばれています。こちらは、2018年度は49位にランクインしています。BAR BENFIDDICHは、フレッシュフルーツや、スパイス、ハーブなどを駆使したミクソロジーカクテルが人気で、近年は外国人客も増えているそうです。

SGクラブ(渋谷)

SGクラブは、2012年に「バカルディ レガシー カクテル コンペティション」の世界大会で優勝を果たした、後藤氏がバーテンダーを務めるバーです。後藤氏は2006年に渡米後、アメリカで腕を磨き、その後中国でバーをOPENし、日本でもバーを経営するに至りました。「世界最高峰のカクテルシーンを東京に」をコンセプトにしたバーでは、独創的なカクテルを楽しむことができます。

BAR 石の華(渋谷)

石の華は、2005年にイタリアで行われた、国際バーテンダー協会公認の世界大会の、最も権威のある最も権威のあるシニア部門で東洋人初の世界一のバーテンダーになった、石垣氏が腕を奮うバーです。契約農家から直送された、フレッシュフルーツや野菜、スパイス、ハーブなどを使用し、素材の味わいを生かしたカクテルを楽しむことができます。

バー・ルパン(銀座)

ルパンには、上記のような世界一のバーテンダーもいなければ、ランキングに入っているわけでもありません。しかし、それでもルパンが名店と呼ばれるのは、その歴史からでしょう。1928年に創業したこのバーは、永井荷風や太宰治が通ったことでも知られています。まさに、「歴史的なバー」であると言えるでしょう。

たまにはバーで、ゆったりとした1杯を

上記のように、名店と呼ばれるバーが東京にはたくさんあります。そういったバーで、たまには、ゆったりとした時間を過ごしてみるのもいいのではないでしょうか。また、バーごとにカクテルの味は違ってみます。飲み比べて、好きな店を見つけてみるのもいいですね。

文・J PRIME編集部/提供元・J PRIME

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