男女問わず幅広い年齢層の人々が利用するTwitter。一人で複数個のアカウントを所有し、リアルな知り合いとつながる“本アカ”、愚痴や本音を吐き出す“裏アカ”、趣味が合うユーザーとつながる“趣味アカ”など使い分けている人も少なくない。Twitterの世界にどっぷりと浸かり、ツイートをすることが生活の一部になっているユーザーも数多く存在し、Twitterにハマっている人を指す「ツイッタラー」や、日常生活に支障をきたすレベルでTwitterに依存している人を指す「ツイ廃」という造語が定着しているほどだ。ふと思ったことをツイート=つぶやくことができるのが当初の特徴であったが、その利用用途は変化しつつある。とくにデジタルネイティブ世代であるZ世代の間では、変化が顕著に表れているようだ。
ヘビーユーザーの多さはYouTubeやInstagramより下?

今年3月にメトロアドエージェンシーが行った調査によると、東京在住のZ世代が所有しているSNSアカウントは、1位がLINE(94.2%)、ついで2位がTwitter(89.0%)続いてYouTube、Instagramと並ぶ結果となった。Z世代とは、1996年以降に生まれた若者のことであり、生まれた時からインターネットが普及していた世代だ。日々の生活の中で自然とインターネットに触れてきた若者にとっても、Twitterは必需的なSNSのようだ。
一方で、「毎日利用する」というユーザーの割合に関しては1位がLINE、2位がYouTube、3位がInstagram、4位がTwitterと抜かれてしまっている。若者の間では「一応アカウントは持ってるけどそこまで頻繁には使わない」というユーザーが多く、ヘビーユーザーが少ないことが見て取れる。ではこういった若者は何を目的にTwitterのアカウントを持っているのだろうか。