イヤホンの音量を計測して耳を保護

現在はさまざまな音楽系のサービスがあり、通勤や在宅ワークのときにで音楽を楽しむ人も多いだろう。しかし、ヘッドホンやイヤホンを長時間、もしくは大音量で使用し続けると、「ヘッドホン難聴」になるリスクがある。それを防ぐために、「ヘルスケア」の「聴覚」で、ヘッドホンやイヤホンを使用した際の音量を自動記録しよう。

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(画像=「設定」アプリの「プライバシー」で、「ヘルスケア」をタップ(左)。 「ヘッドフォン音量」をタップし、「測定レベル」と「その他のヘッドフォンを含む」をタップ(右)、『BCN+R』より引用)

音量が許容範囲内の場合、「ブラウズ」の「聴力」内にある「ハイライト」に、「ヘッドフォン音量の曝露量が7日間の限度を下回っています」や「ヘッドフォン音量の平均はOKでした」などと表示される。

また「設定」の「サウンドと触覚」で「ヘッドフォンの安全性」をタップすると、「ヘッドフォン通知」や「大きな音を抑える」機能をオンにできる。音量が推奨値を越えると、警告通知が届いて自動で音量が下がる仕組みだ。爆音でイヤホンを使うのが習慣化してしまっている人は使ってみよう。

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(画像=筆者の記録。グラフを見てはじめて自分が長時間イヤホンを使っていることに気付いた(左)。 「ヘッドフォン通知」は「ヘルスケア」からも設定可能(右)、『BCN+R』より引用)

ほかにも、摂取した特定の栄養素の量を記録したり、月経の記録や予測ができる機能もある。どんなことができるか確認したい場合は、「ヘルスケア」を起動して「ブラウズ」で機能一覧を見てみよう。

「ヘルスケア」は、ただ運動量を記録するだけでなく、心身の調子を整えるのをサポートしてくれるアプリ。高クオリティな健康アプリは有料になりがちだが、「ヘルスケア」はもちろん無料。Siriやショートカットと連携して素早く操作することもできるので、良い体調管理ツールを探している場合は、まずは使ってみてほしい。(TEKIKAKU・山崎理香子)


提供元・BCN+R

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