Google Chromeを完全にアンインストールする方法
前述の通り、これまで紹介した方法でGoogle Chromeをアンインストールしても、アンインストール前にGoogle Chromeにログインして同期を行っていれば、データを完全に削除することはできない。本項目では、Google Chromeのアンインストールに合わせてデータも完全に削除する方法を紹介するので、Google Chromeのアンインストールと同時にデータの完全削除を行いたい方はこの方法を参考にしてほしい。
Google Chromeのデータはログインして同期している場合、Google側に保存されている。そのため、データを完全に削除したいときには同期を解除する必要がある。つまり、同期を解除してデータを完全に削除してから、Google Chromeをアンインストールする必要があるのだ。
Google Chromeの同期を解除して、データを完全に削除するには、Google Chromeの設定画面から、「ユーザー」を選択して「同期」の項目から、同期をオフにする。これで同期されていたデータが完全に削除される。この状態で、前述した方法でGoogle Chromeをアンインストールすればデータも完全に削除される。
Google Chromeをアンインストールできないときの対処法
Google Chromeをアンインストールする方法を紹介してきた。しかし、これまでのアンインストール方法を試してもGoogle Chromeをアンインストールができないこともある。Google Chromeをアンインストールできないときの対処法を紹介するので、Google Chromeをアンインストールできない方はぜひ参考にしてほしい。
【対処法①】PCやスマホを再起動する
Google Chromeをアンインストールできない場合、Google ChromeをアンインストールしようとしているシステムがGoogle Chromeを裏で利用しており、Google Chromeがアンインストールできない状態になっている可能性がある。そのため、Google Chromeをアンインストールできないときには一度、Google Chromeをアンインストールしようとしている端末を再起動してみよう。
【対処法②】Google Chromeを終了させる
Google Chromeが起動している場合やプロセスが働いている場合には、Google Chromeをアンインストールできない原因となってしまう。Google Chromeが画面に表示されていなくても裏ではGoogle Chromeが起動している場合があるので、Google Chromeをアンインストールできないときには一度、Google Chromeが起動していないかを確認してGoogle Chromeを完全に終了させてから、Google Chromeのアンインストールを実行してみよう。
【対処法③】OSがWindowsの場合はファイルを削除する
WindowsでGoogle Chromeがアンインストールできない場合、Google Chromeのアンインストールが中途半端なところで中断されている可能性がある。その場合、Google Chromeのアンインストールはできないが、Google Chromeのファイルが残っている可能性がある。Windowsの場合はGoogle Chromeのファイルを削除してみよう。
【対処法④】ソフトウェア「IObit Uninstaller」を使って削除する
どうしてもGoogle Chromeをアンインストールできない場合には、「IObit Uninstaller」というフリーソフトを使ってみよう。このソフトはアンインストールできないソフトを強制的にアンインストールするためのソフトだ。