過酷な砂漠を生き残るための能力

ラクダは過酷な砂漠で生きていくための能力をたくさん備えています。
代名詞でもある「こぶ」に秘められた力
ラクダの特徴として多くの人がイメージするこぶには、水が入っていると勘違いしている人も多いかもしれません。
しかし、こぶには水ではなく脂肪が入っています。
その量、なんと約40kg~50kgほどと言われており、人間が持つ脂肪の何倍何十倍もの脂肪をこぶに蓄えているわけです。
過酷な砂漠では食料が見つかることも少ないため、ラクダは食べられる時にたくさん食べて、コブに脂肪を溜めておくわけです。
砂漠で生活する際には、その脂肪をエネルギーに変換して活動しています。
なお、栄養を使い切るとこぶはぺったんこになるそうです。
一度に摂取する水分はなんと!

ラクダは乾燥した環境に適応しており、水を飲まずに何日も耐えることができます。
ただ、水を飲まないと死んでしまうのは、他の動物と同じです。
そんなラクダは一度に約70L~80Lほどの水分を摂取することができるとされています。限
界まで飲めば約120L~130Lほど飲むこともできるのだとか!
ポリタンク6~7個分を一回で飲み干してしまうんですね!!
まさに歩く貯水槽とも言えるかもしれません。
そんな大量の水をこぶではなくどこに蓄えているのかといえば、主に血液の中に蓄えているそうです。
砂塵を避ける開閉可能な鼻
ラクダは砂塵を避けるために鼻の穴を閉じることができ、塩分濃度の非常に高い水も飲むことができます。
砂漠ではどのような生命の危機が訪れるかもわからないため、無暗に呼吸していると砂を吸い込んでしまって死んでしまいます。
だからこそ、鼻の穴も開閉可能なのです。
砂が入ってきやすい目にも様々な防御機能が付いていましたが、それは鼻にも言えることのようです。
サボテンも食べられる口
ラクダは草を主食としているのですが、砂漠には食べ物自体がほとんどありません。
そんな過酷な砂漠でも生きていけるように、棘のあるサボテンでも食べられる頑丈な口を持っているのも特徴です。
ラクダは、口腔内がゴムのように弾力性に富んでいます。
さらに、硬いものをすり潰すことができる丈夫な歯も備わっているので、サボテンの鋭い棘も関係なくまるごと食べることができるんですよね。
まとめ
ラクダの特徴といえばこぶですが、それ以外にもまつ毛など様々な機能を持ち合わせた動物です。
そんなラクダのまつ毛や目には非常に実用的な、砂漠を生きる上で欠かせない能力が備わっています。
乾燥や砂嵐から守ってくれるだけではなく、時にはゴーグルの役割や、目薬の役割まであります。
提供元・FUNDO
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