自室まで光回線が来ているマンションでないとダメ!

 まず、今回の話はマンションのネット環境がどうなっているかが重要になってくる。たとえば、筆者が以前住んでいた築20年のマンションでは「VDSL方式」が採用されていた。VDSL方式とは、マンションの入り口までは光回線が来ていても各部屋への配線は電話回線であるため、上限は100Mbpsとなる。つまり、VDSL方式のマンションは今回の対処方法でネットが速くなることはない。  現在筆者が住んでいるマンションは築9年で、マンションの自室に直接光回線のLAN端子が装備されている。元々100Mbps対応の光回線だったので、自室内のハブは最大100Mbpsまでしか対応しない製品が使われていたのだ。おそらく、もっと新しいマンションなら、最初から1Gbps対応のハブが使われていると思うので、筆者のマンションはレアケースなのかもしれない。  というわけで、今回の対処方法は光回線のケーブルが自室まで配線されていることが前提条件となるので、まずは自宅のネット環境を調べてほしい。

マンションのネット速度がたった3,000円のハブに交換しただけで4倍にアップした!
(画像=マンションのネット環境は様々だが、代表的なVDSL方式では入口まで光回線が来ていても、マンション内は電話回線で配線されており、自室にはモジュラージャックしかない。そのため、VDSL方式では最大100Mbpsまでとなる、『オトナライフ』より)

マンションのネット速度がたった3,000円のハブに交換しただけで4倍にアップした!
(画像=光配線方式はマンション内に光回線が配線されており、自室にLAN端子が設置されている。そのため、直接パソコンにLANケーブルで接続できる。ただし、光回線が1Gbpsでもハブが100Mbpsまでしか対応しないと100Mbps以上は望めない、『オトナライフ』より)

マンションのネット速度がたった3,000円のハブに交換しただけで4倍にアップした!
(画像=光配線方式のマンションなら、自室にLAN端子があるはず。これならハブを交換することで爆速になる可能性がある!、『オトナライフ』より)

マンションのネット速度がたった3,000円のハブに交換しただけで4倍にアップした!
(画像=筆者のマンションでは玄関の配電盤(ブレーカー)の横にハブがあった。ハブを調べてみると100Mbpsまでしか対応しないことが確認できた。今回はこのハブを1G(1,000M)bps対応のものに交換する、『オトナライフ』より)