近年流行しているサブスクリプションサービスは「すべてが便利なもの」だと過信していると非常に危険なことがわかってきた。なんとAppleの「App Store」やGoogleの「Google Play」でダウンロードできるスマートフォンアプリの中には、不当に高額な請求を求めてくる「フリースウェア」が多数存在しているという。
今回は、そんなフリースウェアの危険性や、身近に潜む罠による被害を回避するための方法についてお伝えしていきたい。
一見無害そうな厄介アプリ・フリースウェア
フリースウェアとは、無料期間等が設定され気軽に利用をはじめられるものの、無料期間が過ぎると高額な課金が待っているアプリのこと。単に“良かろう・高かろう”のアプリなら問題はないのだが、フリースウェアの場合は同種のアプリと比べて非常に高額な料金が設定されているのが特徴だ。利用開始時にクレジットカード等の情報を登録させ、無料期間が終わると勝手にサブスクサービスとして料金が発生する仕組みとなっている。
加えて一度サービスを登録すると、アプリを削除しただけでは契約は解除できないという部分もポイントだ。ユーザー自身は無料期間のうちにアプリを削除して解約した気になっていても、その裏では毎週・毎月のサブスク料金が発生し続けているのだ。