アップルのスマートウォッチ「Apple Watch」が、次なる進化の道を模索しているようだ。電話をかけることはもちろん、「モバイルSuica」を登録して定期券・電子マネーとして使ったり、ユーザーのライフログを自動で記録してくれたりと、もはや“何でもできる”と言っても過言ではないApple Watch。そして今回新たな方向性として情報が飛び出したのは、アップル版「G-SHOCK」としての道だった
今回はそんなApple Watchの可能性についてお伝えしていきたい。

Apple Watchの進化がスクープされる

G-SHOCKみたいな頑丈な新型Apple Watchがついに登場か? 水深、衝撃どこまで耐えられる?
(画像=Image:Nilanka Sampath / Shutterstock.com、通常のApple Watchも世界中で愛用されている、『オトナライフ』より引用)

アメリカの大手メディア・ブルームバーグの報道によると、アップルが登山家のような過酷な環境での使用を想定した「頑丈なケースを備えたモデル」のApple Watch発売を検討しているという。アップル社内ではこの検討中のモデルを「Explorer Edition(冒険者エディション)」と呼び、カシオ・G-SHOCKレベルの耐衝撃性や保護機能を備えるだろうと伝えられた。また発売は早くとも2021年後半、または2022年内が検討されていることも明かしている。

G-SHOCKといえば、どんな衝撃にも耐え抜く圧倒的な堅牢性が最大の武器の時計だ。日本メーカー・カシオの製品ながらその性能はアメリカでも高い人気を誇り、戦場に赴く兵士をはじめパイロットや消防士といった過酷な環境に身を置くユーザーからも愛用されているという。そうしたニーズが多いアメリカ本土であれば、耐久力に長けたApple Watchが登場したとなれば、多数のアップル製品ファンが大喜びすることは間違いないだろう。