ムツゴロウの違いは?

陸上でも生きていられる「トビハゼ」ってどんな魚?ムツゴロウとはどう違うの?
(画像=『FUNDO』より引用)

トビハゼにそっくりな生き物として、同じスズキ目ハゼ科に分類されているムツゴロウがいます。
まるで人間のような名前をしたこの魚は、トビハゼとはどこがどう違うのでしょうか?

ムツゴロウとは

ムツゴロウとはスズキ目ハゼ科に属する生き物で、トビハゼと同じように干潟で生活する魚となっています。
地域によって呼び名が違っていて、ムツと呼んだりすることもあれば、ホンムツなどと呼ばれることもあるそうです。

一見するとその生態は「トビハゼと一緒じゃない?」と思うかもしれませんが、ちょっとした違いもあります。

ムツゴロウとはここが違う

トビハゼは体長10cmほどなのに対して、ムツゴロウは体長20cmほどと大きいです。
つまり、単純に大きさが倍近く違ってくるわけですね。

また、トビハゼと同じように皮膚呼吸ができる魚なのですが、ムツゴロウは皮膚が厚いのが特徴となっています。
この皮膚の硬度も違いの1つですね。

さらに、トビハゼは穴に入って食事をするのですが、ムツゴロウは泥に顔を擦り付けて食事をするのが特徴でもあります。
そもそも食性も違っていて、ムツゴロウの主食は藻などで草食性であり、肉食性のトビハゼとは食べるものが根本的に違います。

その他、生息地も異なります。
東京から沖縄まで広く生息しているトビハゼに比べて、ムツゴロウは九州の有明海や八代海だけに分布しているのが特徴です。

まとめ

トビハゼは陸上、特に干潟で生活するちょっとヘンテコな魚です。
その生態も面白い特徴が多く、魚なのに皮膚呼吸して生活しているという奇妙な生態を持っています。
仲間であるムツゴロウとは大きさや食性、生息域など違う生き物となっています。

提供元・FUNDO

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