■集まったのは総勢24名
集まったのは総勢24名のブレーダーで、半数はレギュラー、12歳以下。中には片道3時間以上をかけてご参加いただいたブレーダーもいました。思い思いのベイブレードを握りしめての参戦です。
大会開始までの間、フリーバトル用のスタジアムで各々最終調整をします。ルールやコンディションに合わせたベイ選択も醍醐味のひとつでしょう。
■S1イベントのバリエーション
ところで、S1イベントの特徴のひとつとして、「上位4名のランキングが決まればルールは自由」というものがあります。
タッグバトルやチーム戦、パーツ限定など独自レギュレーション大会、などなど…。そこで羽前杯では、予選から3on3デッキバトルを導入しています。
こちらは「3つのベイを順番に使用するデッキでの対戦」ルールで、通常の店舗大会では準決勝・決勝でしか対戦に使われないルールとなっています。
私としては「3on3デッキバトルこそベイバトルの真骨頂」と思っているので、全対戦で採用したく、この形式をとりました。
■集まったブレーダーのデッキは千差万別
「環境」と呼ばれる強いベイもありますが、それだけでは勝てないのもベイブレードXの面白いところです。
大会開始前、パーツ被りや異常がないか確認するベイチェックをおこないます。この時点で主催としてはワクワクが止まりません。どんなブレーダーがどんなバトルを繰り広げてくれるのか…。
■羽前杯プチコラボカップ開催!

というわけで始まりました、羽前杯プチ。今回は更にルールを加え、「予選は6人リーグで上位2名が決勝トーナメントに勝ち抜け」としました。必ず5回はバトルできる設計です。
せっかく足をお運びいただいているので、たくさん楽しんでいただきたいという想いからのものです。ただし、予選中と決勝トーナメントはそれぞれデッキ固定。
四苦八苦するブレーダーもいれば、策がハマるブレーダーも。観戦するブレーダーや親御さんも、一試合ごとに熱狂の声を上げます。MCにも熱が入りますが、一方でバトルのジャッジは冷静に、確実な試合にします。
また、イベント全体の進行も見なければいけません。大会は全体で3時間ほどですが、落ち着く暇はありませんでした。