暴力的で過激な行動を黙認すればするほど、穏健な市民層の支持は失われ、自らの首を絞めていくことになるでしょう。

民主主義を守るために必要なこと

私たちは参政党の主張に賛同するかどうかとは別に、彼らの集会を開く権利を守らなければなりません。民主主義とは、自分と異なる意見を持つ人の言論の自由をも保障する制度だからです。

「気に入らない政党だから施設を貸すな」「危険な思想だから集会を認めるな」

という考え方は、自由社会の敵です。最終的にその論理は、自分たちの活動や集会にも跳ね返ってきます。

憲法21条の理念を守り、公共施設の中立性を維持し、暴力的抗議には断固としてNOを突きつける。これこそが真に民主主義を支える道です。

編集部より:この記事は、前参議院議員・音喜多駿氏のブログ2025年9月3日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。