3日放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』で、八木(妻夫木聡)に開けてもらったジャムをパンにつけて食べる蘭子(河合優実)に注目が集まった。
■八木が開けたジャムで…
のぶ(今田美桜)らの住むマンションの階下に引っ越してきた蘭子。荷物を開梱する中、八木に開けてもらったジャムを取り出して見つめる。
その後、引っ越しが終わると羽多子(江口のりこ)が焼いた差し入れのロールパンにジャムをつけてパクリ。「ん、甘い」と呟いた。
このシーンに視聴者は「『甘い』と言う表現で八木さんとの今の心情が切に伝わってほろ苦さが絶妙で素敵だな」「あの後八木さんと何があったのか……蘭子の『甘い』に色んなこと想像してしまうよ(笑)」と反応。
そんな中、「辻…八木さんが開けたのは『いちご』ジャム!」「やっぱりいちごジャムだ!!!」といった声が…。
■「いちごジャムでなくっちゃ」
同ドラマにおいて、八木は株式会社サンリオの創業者で名誉会長の辻信太郎氏がモデルだと言われている。
そしてサンリオでは「月刊いちご新聞」という機関誌があり、「いちごの王さまからのメッセージ」というコラムが掲載されているが、この「いちごの王さま」とは辻氏のことだ。
このことから、「いちご味」のジャム=単なる思い出のあるものではなく、八木という人物そのものを表していると捉えた人は少なくなかったよう。
ラベルは昨日の放送でチラ見えしていたが、きょうはっきりと分かり「ここはやっぱりマーマレードでもピーナッツバターでもなくいちごジャムでなくっちゃ、って思いました!」と納得の声が上がった。