■それにしてもこの航空会社、ノリノリである

スカイマークの回答によると、今回話題となったメッセージは「水アート」と呼ばれているものと判明。

メッセージに込めた思いについて、当日に水アートを担当した社員からは「選手はもちろんですが、熱い応援と一体感で日本中を盛り上げてくれた沖縄県民の方々へお祝いと感謝を伝えたいと思い、描きました」とのコメントが得られている。

また、Xでも話題になっていたように、こうした水アートは以前より実施しているそうだ。

過去の事例について、スカイマーク広報の担当者は「通常便でも水アートでの見送りを実施するケースがございます。特定の方へ向けたメッセージとしては、たくさんのヴィッセル神戸のサポーターの方々が試合へ向かうと思われる便で応援メッセージを実施しております。また、初タイトルが懸かった天皇杯決勝へ向かうチャーター便にメッセ―ジボードを作成し、お見送りをしました」と、説明している。

大勢の人々の旅を見送り、歓迎する航空会社ならではの、粋な「おもてなし」と言えるだろう。

■「またやーさい」ってどういう意味?

神戸空港・スカイマークの水アート

(画像=『Sirabee』より引用)

(画像提供:やぎ氏さん)

ところで、話題の水アートに書かれていた「またやーさい」とはどういう意味なのか、疑問に感じた読者も多いことだろう。

そこで今回は、漫画『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』の作者・空えぐみ氏に、話題となったうちなーぐち(沖縄の方言)の詳細について尋ねてみることに。

「またやーさい」の意味について、空氏は「『またねー』を丁寧にいったような言葉です。『またやー』が『またねー』という意味に当たるのですが、うちなーぐちの敬語は男性が使う場合は「~さい」、女性は「~たい」が付くので、男性だと『またやーさい』、女性は『またやーたい』となります」と、その用法と合わせて説明してくれた。

『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』

(画像=『Sirabee』より引用)

『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』「第26話 ちばりよ!(がんばれ!)」

ちなみに、空氏の作品『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』内でも、甲子園に関するストーリーが登場しているので、こちらも併せてチェックしてほしい。

『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』

(画像=『Sirabee』より引用)

『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』「第26話 ちばりよ!(がんばれ!)」

なお、WEB漫画サイト『くらげバンチ』では現在、甲子園エピソードの「第26話 ちばりよ!(がんばれ!)」を含む40話が、沖縄尚学優勝記念として無料公開されている。

『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』

(画像=『Sirabee』より引用)

『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』「第26話 ちばりよ!(がんばれ!)」

元々は8月31日までの予定だったが、太っ腹にも9月21日午前11時59まで無料公開期間を延長しているので、この機会にぜひ読んでおこう。

改めて、数々の激闘を制した沖縄尚学の勇姿を心から讃えたい。