(Photo:ヤギコ)

Panasonicから登場した、古米や古古米でもおいしく炊ける炊飯器「可変圧力IHジャー炊飯器 ビストロ」。これまでも様々な最新家電を取材してきたSirabee取材班はメディア向け説明会に参加し、実際に炊いた古米を試食しました。

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■古米でもおいしく、を実現

Panasonic パナソニック Wおどり炊き
(画像=『Sirabee』より引用)

Panasonicは1956年から70年以上にわたり炊飯器を開発してきた老舗メーカー。かまどで炊いたようなご飯を目指し、時代とともに進化を続けてきました。

Panasonic パナソニック Wおどり炊き
(画像=『Sirabee』より引用)

近年はお米の品質や水分量に左右されずに安定して炊ける機能に力を入れていました。しかし米不足や古米流通のニュースを受け、“古米でもおいしく”という新課題にも挑戦。「Wおどり炊き」と「ビストロ匠技AI」の2つの機能を搭載した炊飯器「ビストロ」が誕生しました。

■米の甘みを約8%多く引き出す

Panasonic パナソニック Wおどり炊き
(画像=『Sirabee』より引用)

新機能によって急激な温度上昇が可能になり、お米の甘みを従来より約8%多く引き出せるようになりました。お米を甘くするには、炊飯を始めてから素早く40〜60度に達し、その温度帯をキープすることが大切なのだそうです。

従来のセンサーでは急な温度変化を検知できず、じわじわと温度を上げるしかありませんでした。今回の2つの機能と2つのセンサーにより、この課題をクリアしたのです。

Panasonic パナソニック Wおどり炊き
(画像=『Sirabee』より引用)

その後、ふきこぼれないギリギリの水量で爆発的な沸騰を起こし、一粒一粒に熱を伝えます。その様子はまるで、お米が踊っているよう。なお、炊きあがり後はうるおいをキープしたまま30時間の保温も可能です。