
(画像=Laurent ERRERA–Flickr,CC 表示-継承 2.0,リンクによる)
2014年、乗員乗客239人を乗せたまま忽然と姿を消したマレーシア航空MH370便。航空史上最大の謎とされるこの事件に、今、世界を揺るがす新たな説が浮上した。「MH370便をハイジャックし、証拠を偽装したのはロシアだ」――。ある航空専門家が、残骸に付着した“フジツボ”を根拠に、プーチン大統領が仕掛けた壮大な陰謀であると主張しているのだ。
クリミア併合から目を逸らすための“陽動作戦”
この衝撃的な説を提唱するのは、アメリカ人ジャーナリストであり、航空専門家のジェフ・ワイズ氏だ。彼は長年、MH370便はインド洋に墜落したのではなく、ハイジャック犯によってカザフスタンの軍事基地へ飛ばされたと主張してきた。
では、一体誰が、何のために? ワイズ氏は、その首謀者をロシアのウラジーミル・プーチン大統領だと名指しする。彼の主張によれば、ハイジャックの目的は、当時世界的な非難を浴びていたロシアによるクリミア併合から、国際社会の目を逸らすための大規模な“陽動作戦”だったというのだ。
「プーチンにこんなことができるはずがないと思うなら、あなたは今まで何も見てこなかったのと同じだ」とワイズ氏は語る。

(画像=Image byДмитрий ОсипенкоfromPixabay)