※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。 実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。

「夫のお気に入り、全部私じゃないってどういうこと?」

それは、ほんの偶然から始まりました。

投稿者は、神奈川県在住の30代主婦・Kさん。

ある日ふと見たECサイトの購入履歴から、想像もしなかった“夫の裏の顔”を知ることになります。

「あれ、この香水…私のじゃない」

This-perfume
(画像=『FUNDO』より引用)

その日は、夫のスマホでネット通販のクーポンを一緒に探していたときのこと。

「履歴から見た方が早いよ」と言われて開いた お気に入りリストには、見覚えのないコスメや香水、ランジェリーがズラリ。

一瞬、「あ、私へのプレゼントかな」と思ったものの、よく見れば、どれも私の好みとはかけ離れたものばかりでした。

見覚えのない香水や若すぎるブランドばかり、どれも、私には似合わないものばかりでした。

胸の奥に、冷たい違和感がじわりと広がっていきました。

配送先に書かれていたのは…見知らぬ女性の名前

その夜。

Kさんは、自宅のパソコンから夫のアカウントにログインしてみました。

購入履歴や配送先をひとつひとつ確認していくと、やがて目を疑うような事実が浮かび上がります。

「宛先…うちじゃない!誰?」

見たこともない女性の名前と住所。

発送済みの商品には、あの香水と下着セット。

しかもサイズは「S」。

Kさん自身はL寄りです。

「……これは私への贈り物じゃない」

すべてが、彼女へのセレクトギフトだったと理解するまでに、時間はかかりませんでした。