近年、世界的な健康意識の高まりもあって大きな変化を余儀なくされているたばこ業界。そんなたばこ業界で2015年頃から存在感を強めてきているのが加熱式たばこだ。「IQOS(アイコス)」をはじめ様々なブランドが隆盛し、紙巻のたばこに劣らぬ味を持ちつつ、煙も少なく“煙たがられる”ことも減ったことは読者の中の愛煙家の方々なら身に染みて感じているのではないだろうか。 今回は、そんな加熱式たばこについての調査結果をご紹介していきたい。

加熱式たばこ業界、シェア1位はIQOS(アイコス)!

加熱式たばこ「IQOS」や「Ploom」を始めた理由の3位「健康」2位「灰が出ない」1位は?
(画像=このコロナ禍で加熱式たばこを始めた人も少なくない(スパコロ調べ)、『オトナライフ』より引用)

 アンケート調査ツール等を開発するスパコロは2月から3月にかけて、「加熱式タバコに関する調査」を実施。その結果によれば、現在加熱式たばこを使用しているユーザーのうち24.1%がこの1年で加熱式たばこを吸い始めた「新規ユーザー」。対して69.0%が同じブランドを吸い続けている「継続ユーザー」、7.0%は別の加熱式たばこにブランドを切り替えた「スイッチユーザー」だったという。  その中で現在利用しているブランドはIQOS(アイコス)が59.4%と圧倒的な支持で1位を獲得。2位が「glo」で23.8%、3位「Ploom(プルーム)」15.8%という数字から見ても、IQOSの一強ぶりがうかがえる。また新規ユーザーに絞って見ても、IQOSが13.7%に対しgloは5.6%、Ploomも4.2%となり、元から愛用しているユーザーだけでなく、新規ユーザーもIQOSを選択していることがわかった。