上の画像は厳密にはスプーンなのだが、このスプーンも着底させてただ巻きさせるだけで簡単に釣れてしまった。アクション過多になると魚が見切ってしまうので、時折ただ巻きもおり混ぜたい。
ナイトゲームはメバルによく効く
青物などは夕方から夜になると目が効かなくなるのでメタルジグには反応しなくなってしまうが、ライトゲームのターゲットにはメタルはそんな時間帯にも依然強力な武器となる。
季節違いではあるが、秋冬のメバルの一部の群れは、マイクロメタルに猛アタックしてくる。ワームではどうにも渋いヤツらがいたら、メタルで攻略してやろう。
夏のナイトゲームでも、やはりカサゴをメインターゲットにマイクロメタルジグを使用するといい。昼とは違って、あまりジャーキングはさせないほうがいい。ただ巻き。マイクロメタルにもたとえばバイブレーションタイプもあるので、それで小魚を模倣して釣る手もある。
カスタムして使うもよし
マイクロメタルジグには、カスタム性もある。筆者が猛プッシュしているのが、ハリを1本バリに換装してそこにワームをつける、「メタルジグヘッド」化だ。これが信じられないくらい釣れる。
シーバスが釣れたこともあるし、前述のタコを釣ったのも何を隠そうこのメタルジグヘッドである。ぜひ一度試してみてほしい。

また前述のようにアクションの違いもある。基本的にジグはマニュアルアクションで、自分で操作しながら使うが、たとえば根魚用にリアヘビーになったスロータイプのジグもあれば、小魚を模倣するバイブレーションタイプもある。いくつかのバリエーションをそろえていけば、釣果に違いが出てくるかもしれない。
<井上海生/TSURINEWSライター>