WEBでも新聞でも釣りに関する記事はとても貴重だ。なぜなら、自分が釣りに行けなくてもリアルな情報が手元にすぐ届くからだ。特に釣行記は、釣りに行きたい意欲に火を付けてくれて読んでいて楽しい。どれも自由に読めばそれで良いが、初心者や忙しい釣り人は全ての記事に目を通すのは難しい。そこで、「読み方のガイドブック」を書き手の側から作ってみた。ぜひ、参考にしてほしい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)
釣りの文章は冷静に読む
この記事には当てはまらないが、釣行記などは読むとテンションが上がる釣り人も多い。特に自分が釣りに行けてないと余計に羨ましくなる。だからこそ、冷静な気持ちで読むのがコツだ。なぜなら、釣り方やポイントの攻略など自分と違った視点から記事を読むのはとても重要だからだ。
特に釣り方は魚種によって様々ある。シーバスフィッシングひとつ取っても、ドリフトやジャーク、ボトム流しなど色々ある。そのどれを使って釣ったのか、それとも自分の知らない方法なのかを見極めるためにも記事は冷静に読まなくてはならない。

釣果写真は背景も見る
釣りの記事で最も華やかで目を引くのが「写真」だ。どんなに有力な情報が書かれた記事でも、大物の魚がドカンと掲載されていたらそれだけでお腹いっぱいだ。しかし、それではもったいない。その釣りの「背景」までも探ってみることをおすすめする。
その記事のタイトルや写真を見ればある程度の背景はわかると思うが、なかなか全てを把握しきれない。やはり、写真で興味がでたならば文章そのものを読んでみてほしい。そうすることによって、天候や潮、釣り方や道具など、その釣りの細かい「背景」が見えてくるはずだ。

道具は目安として見る
どんな釣り方で釣ったのかよりも、エサやルアー、竿やリールなどを知るのはとても重要だ。しかし、それはあくまで目安とする方が無難だ。
