年間を通して、水分補給の重要度が最も高まる季節が夏。ペットボトルの飲み物を常備している人も多いことだろう。

しかしこの度、意外な飲み物が「熱中症予防に有効である」と明らかになったのだ。

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■牛乳は熱中症対策に効果あり?

さて「熱中症予防に有効な飲み物」と聞くと、多くの人が真っ先にスポーツドリンクを連想したことだろう。

以前Sirabee編集部では、全国の10~60代の男女723名を対象としたアンケートにて、熱中症予防と「牛乳」に関する調査を実施したことがある。

牛乳グラフ
(画像=『Sirabee』より引用)

その結果、熱中症予防に牛乳は「効果的だと思う」と回答した人は、全体のわずか31.9%と判明したのだ。

■夏になると牛乳が飲みたくなる?

そもそも「夏になると牛乳が飲みたくなる」という人はどれくらいいるのだろうか。

個人的な意見を言わせてもらえば、記者自身は牛乳が一番美味しく感じられる季節は夏だと思う。学生時代は、夏になると増量される給食の牛乳が、心のオアシス的な存在であった。

牛乳グラフ
(画像=『Sirabee』より引用)

しかし調査の結果、暑くなって「牛乳が飲みたくなった」と感じた経験がある人は、全体の30%と判明している。

牛乳グラフ
(画像=『Sirabee』より引用)

また、牛乳と水道水を比較すると、「喉が渇いたときに飲みたい飲み物」という質問では、水道水が85.9ポイント、牛乳が14.1%と、回答の割合に大きな差がついてしまった。

やはり、牛乳の「まろやか」な味わいは、夏場との相性が悪いのだろうか…。そこで今回は、夏に牛乳を飲む重要性について、森永乳業に詳しい話を聞いてみることに。