福岡市の小学校で「唐揚げ1個の給食」が提供され、「粗末すぎる」と批判が殺到しました。実際には栄養基準を満たしてたそうですが、見た目の寂しさが保護者やSNSの不満を招きました。
【課題】「唐揚げ1個」で非難殺到、給食の改善策探るも人手不足や物価高が難題KNRfiM
福岡市の給食センターでは約60人が作業し、約20校分の1万4000食を作るのに時間はわずか3時間半。市の給食費は小学生が1カ月4200円で、約10年間据え置かれたままだという。 pic.twitter.com/qwMENCMjqP
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 23, 2025
【話題】小学校の給食、物価高でからあげ1個に「寂しすぎる」「刑務所の飯の方がマシだろ」と話題に
■福岡市内の小学校・福岡市の給食予算は1人あたり1食289円・物価高で年度末の予算不足を危惧→年度始めの4月&5月は低予算メシに・関係者「同価格で以前と同じような献立を作るのは無理。肉の… pic.twitter.com/bZYopuHXiG
— 滝沢ガレソ (@tkzwgrs) June 9, 2025
食材費の高騰は日本の貧困化の表れだと憂う声がそこかしこから聞こえてきますが、その原因は単純ではないようです。
これとかもそうだけど、海外からの観光客が豪華海鮮グルメを満喫する一方、日本人のランチは「おにぎり」という現実
日本人がどんどん貧しくなっている・・・
>唐揚げ1個の給食、SNSで「寂しい」相次ぐ 市「2個分あるので」 pic.twitter.com/Gls2BoQqWv
— 激バズ3rd (@gekibnews) June 9, 2025
根本の原因は、1食あたり289円という固定された食材予算にあり、物価高騰や年度末の予算不足を見越して、年度初めから質素な献立にせざるを得なかったことのようです。現場では肉の部位を変えたり、野菜を1グラム単位で減らすなど工夫をしていますが、契約や予算の仕組み上、急な価格変動に対応できない構造的な問題があるそうです。