「うちは母の日、ちゃんとしてるの?」

Its-Mothers-Day
(画像=『FUNDO』より引用)
最初の違和感は、義母の何気ない一言でした。

ある日、息子(私の夫)に向かってこう言ったのです。

「母の日って、奥さんにはお花渡すのよね? …うちは?うちは何かあるのかしら?」

まるで「うちも何かちょうだい」と遠回しに催促されているような雰囲気でした。

夫は苦笑いしながら「考えとくよ」と返していましたが、私はその場で苦笑すらできず…。

「母の日は、 “ 子どもから母へ ” の感謝の日のはずなのに、なんで私が気を遣わなきゃいけないの?」 そう感じた瞬間でした。

義母への“母の日ギフト”が、なぜか私の仕事に?

結局、夫は何も用意せず。

「え、何か選んで送っといてくれる?」と、軽いノリで私に丸投げしてきました。

正直、納得がいきませんでした。 私から見れば義母は“夫の母”。私の“母”ではありません。

それでも、「関係を悪くしたくない」という思いから、定番のカーネーションとお菓子のセットを用意しました。

すると義母からLINEが。

「ありがとうね〜♡やっぱり〇〇ちゃん(=私)が一番気が利くわ〜!」

…いや、それって、本来 “ 息子である夫 ” がやるべきことでは?

むしろ私の気遣いに乗っかって、「もらって当然」という態度が見えてきて、モヤモヤが倍増していきました。

「私にも“母の日”ちょうだい♡」の破壊力

Mothers-Day-Give-me
(画像=『FUNDO』より引用)

極めつけは、翌年の母の日。

私が子どもたちから「ママ、ありがとう!」と絵をもらって感動しているときに、義母が放った一言。

「ねえ、私にも “ 母の日 ” ちょうだい♡」 …冗談交じりとはいえ、その一言に固まりました。

「えっ、何をどう“ちょうだい”って?」 私がもらったプレゼントと、私への感謝の言葉を、まるで自分も“主役”であるかのように求めてくる。

冗談でも、図々しいとしか感じられませんでした。