帰りの空港ではシンガポール航空のラウンジに行きましたが、ビールは基本有料で提供されていました。しかもローカルなビールが小瓶1本で約1500円です。日本では考えられません。
今回スタディツアーに一緒に出かけた日本人メンバーは私を含めてほとんどはお酒が大好きなので、食事の時に飲めないのは非常にストレスです。
日本人からするとアルコールが簡単に手に入らない事はとても不思議かもしれません。でもバングラデシュの人たちからすれば、当たり前の日常です。どちらが正しいかという問題ではなく、そもそもの文化や風習が異なるのです。
飲酒の習慣だけでもこれだけの違いがあるのですから、お互いの価値観を相互理解するのは、大きなエネルギーが必要であることがわかります。
日本の常識はバングラデシュの非常識。自分の価値観を押し付けるのではなく異なる価値観を受け入れる大人の関係をそれぞれの国の人たちと構築したいものです。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年8月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。