JICA(国際協力機構)が、アフリカとの人材交流を深めるために山形県長井市、千葉県木更津市、新潟県三条市、愛媛県今治市を「ホームタウン」に認定したことを受け、SNSなどで「移民を受け入れる制度だ」「治安が悪化する」といった誤情報が広まり、各自治体に抗議や不安の声が殺到しました。

参照:JICAが移民受け入れや特別ビザを否定 アフリカホームタウン問題、現地報道の訂正要求 産経新聞

木更津市では問い合わせが1日で500件を超え、市役所への電話も相次ぎました。今治市や長井市でも同様に数百件以上の抗議が寄せられ、職員が対応に追われています。

誤解の背景には、現地メディアやナイジェリア政府のウェブサイトが「日本政府が移住希望者向けに特別ビザを発行する」などと報じたことがありました。