前回は”扉”踊ったのしか見てないので、彼女の”ビデ”、初体験。マリ=アニエスの迫力には敵わないけれど、エクのコードは完璧。リュドミラの最後の舞台を、必死に目に焼き付ける。

ユゴの”テレビ”、悪くないけど、表情も動きも何もかもが完璧だったジョゼがデフォルトなので…。ユゴだとどうしても、”踊ってます”な感じに見えてしまう。イダ&マルクの”扉”もそれなりにいいけど、こちらもセリーヌ&ニコラが頭にあるので、ね。

”キッチン”の二人は、見なかったことにする。初演時の配役が好みでなかったブルー&ピンクの、パブロ&ハナはなかなか素敵。そして脇役に入ったジェルマンが、美しすぎる。このパート、初演時と振り付け&音楽が変更になってる。いつ変わったんだっけ?

リュドミラのアデュー公演なので、新旧ダンサーたち(やエク夫妻)の姿もたくさん。アントラクト時、ニコラ&クレルマリ夫妻やアレッシオに、最高だった初演の夜のお礼を言わせてもらう(なんなら踊って欲しかったよ、ジョゼも含めて)。

ニコラ〜。オペラ座バレエの黄金期の一つを作ってくれたね

割れんばかりの拍手の中、リュドミラのアデューが始まる♪

アデューの様子は、次の投稿で

編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々6」2025年4月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々6」をご覧ください。