日本の夏といえば海、スイカ、蛍、花火、そして「びっくり道路選手権」である。

X上では、関東某所にて発見された「日本一恐ろしい看板」に対し、驚きの声が続出していたのをご存知だろうか。

■夏の風物詩「びっくり道路選手権」って何だ?

びっくり道路選手権」とは、ゼンリン公式Xアカウントが毎年8月10日の「道の日」に開催するユーザー参加型企画。

「びっくり道路選手権」というハッシュタグを添え、全国各地で発見されたクセの強い道路や、思わず目を疑う看板・道路標識が多数投稿されている。

昨年は、あまりに遅すぎる速度標識や、立地条件がとんでもない「日本一初見殺しなガソリンスタンド」などが注目を集めていた。

■「やっぱり群馬は恐ろしい」

今回注目したいのは、Xユーザー・やたてつさんが投稿した群馬県のびっくり道路。

「火山ガスが噴き出しているので、車も歩行者も立ち止まったらマジで命に関わる道路」という不穏な1文が綴られた投稿には、「この先、約100mの区間は有毒な硫化水素ガスが発生しています。非常に危険ですので絶対に駐・停車をしないでください。歩行される方は絶対に立ち止まらないでください」という内容の、看板の写真が添えられていたのだ。

(画像提供:やたてつさん)

あまりに恐ろしい内容の看板は瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「『絶対』って書いてあるから、相当だな…」「やっぱり群馬は危険なんやな」「そんな危険な区域、どうやって道路工事したんだろう…?」など、驚きの声が相次いでいた。

そこで今回は当該道路の詳細をめぐり、道路を管理する群馬県吾妻郡の「中之条土木事務所」に話を聞いてみることに…。